2009年8月29日京成押上線京成曳舟駅付近工事調査(1)
本日は土曜非番だったので、久しぶりにたっぷり工事調査をしてきました。来週から忙しくなりますので、ネタストックの意味合いもあります(苦笑)。
<本日の調査メニュー>
・京成押上線京成押上駅付近工事調査(下り線8/28~29切換確認)
・京成金町線京成高砂駅付近工事調査(京成高砂~柴又間)
・新京成線北初富~初富間高架化工事調査
・北総鉄道工事調査(新鎌ヶ谷、東松戸他)
まずは、京成押上線の京成曳舟駅付近工事調査の(1)ということで、押上~京成曳舟間の状況について報告します!!
地下駅の押上から地上へのアプローチ区間を上がった直後部分の状況です。
地上レベルになったところで踏切があり、そのまま東武亀戸線をオーバーラップするための盛土高架への更に上がっていきます。
踏切部分から上下線とも木製覆工が敷かれており、工事区間の開始点であることが伺えます。
京成曳舟駅が高架化されることについて、勾配という意味では亀戸線オーバーラップ部までほぼ同様になると思われ、このアプローチ部分はどの程度の改良が行われるのかがオイラの興味点です。
東武伊勢崎線の線路が離れると、下り線脇に工事ヤードが見えてきます。
アプローチ部分はまだ動きが少ないですが、新高架橋(上り線)への切換口確保の観点から現場を見ると、このあたりで上下線とも仮線に移設する必要があると思われ、下り線脇に仮線スペースを構築後、駅間の切換が実施されるのではないかと推測しています。
この写真だと分かりづらいですが、左側に仮土留壁が構築されています。
土留めと盛土の間を埋めれば仮線スペースが確保できそうです。
東武亀戸線をオーバーラップすると下り勾配になりますが、このあたりは既に下り線脇にスペースが確保されています。
切換口付近の状況です。
曲線区間が切換口となったため、仮線のほうが線形がやや良い状況となりました。
切換後の工事を踏まえて厳しい線形にならなかったのは、今後押上側の仮線化を行う際に、再度線形を変更するためかなと考えています。
奥に見える信号設備があるのが若干引っかかりますが、仮フェンスのラインを考えると、この線形のままって事は無いような気がするんですよね。
真新しい仮線を進むと、従来ホームと平行に仮設されたホームが見えてきます。
仮ホームは直線かと思ったら、押上方がやや曲がっているようですね。
仮下りホームは従来と同様の構造、ホーム幅になっています。
ホーム面は養生マットが覆われた構造で、かなり仮設っぽい形状でした。
駅側から切換口側を見たアングルです。
前述の通り仮線の割に線形が綺麗ですが、今後このままとは思えません。
押上方を再度切換えるなら、切換口はどうなるのか、どのような線形になるのか、要注目です!!
改札口はギリギリのスペースに構築する必要から、従来改札口と似た簡易な構造になりました
自動改札機が2列やっと配置できるような場所なので、自動券売機がこんな形で並んでいます。
なかなかこの配置は見られないと思います(笑)
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八広方状況は、明日のその(2)に続きます!!