2009年8月7日相鉄線星川駅付近工事調査(2)
2009年8月7日に相鉄線星川駅付近の工事状況を調査してきましたので、2回に分けて報告します!!
その(2)として、星川駅部の状況です!! 駅前後はその(1)をご覧ください。
その(1)でもコメントしていますが、仮下り本線の軌道が既に敷設完了しており、その線形がホーム中央部にかけて曲線を構成していて驚きましたが、このアングルで見て確認できるとおり、ほぼ調整完了状況のようですから、この線形で正しいことが分かります。
その線形の状況ですが、ホーム天王町方端部では1線以上離れているのが、ホーム中央部では現行下り本線に擦り付く感じになっています。
理由は以下の通り明確なのですが、なんとも珍しい線形であります。
ホーム中央部を見てみると、仮上り本線と下り本線の間で高架橋柱の基礎を構築しているのが分かります。
概ね基礎の構築は完了しているようで、このあと柱を建てていくような状況でしょう。
下りホーム側から下り仮線切換口を見てみます。
仮線は敷設できるところまで敷設しており、その手前部分は現行線路を振るのかな?と思います。
その線形を追うと、前述の高架橋柱の位置から一定の離れを確保していることが確認でき、切換後も工事用スペースを確保していることが分かります(当然といえば当然ですが)。
ちなみに木製材料で覆っている部分が高架橋柱の基礎部分ですが、周囲の埋め戻しが終わっている部分は蓋状態なので、作業用の短管が組まれている部分はまだ施工中ですね。完全に終わっている訳ではなさそうです。
和田町方についても、高架橋柱に沿った位置に軌道を敷設するのか、その位置に真新しいバラストが敷かれていました。
軌道は高架橋柱付近を除き敷設されている状態ですが、今後切換に向けて敷設できる部分は敷設していきそうに思います。
その(1)でも若干コメントしましたが、和田町方の切換後、副本線に繋がるであろう軌道は既に準備完了といったところです。
分岐を撤去すると、その先までつなげられそうな長さが用意されており、現行線が邪魔していることから手前で曲げているような状況です。
マックでおやつを食べようと思って下車したところ、駅前ロータリー前に分かりやすい工事施工ステップ図が大きく示されていました。
現状は、左側一番下の4と5の状態にあります。
仮上り線と下り線の間の高架橋柱の施工が完了次第、切り換えるようですので、今後仮下り本線の切換となりましょう。
仮下り本線の切換と、仮下り副本線の切換は同時期ではない表記になっていることと、現地の軌道敷設準備状態が実際副本線部分の移設は考慮されていないことから、仮下り本線のみ切換となろうかと思います。
その頃に再度調査をしたいと思います!!