大阪・神戸の旅1日目 六甲山・有馬温泉編
シルバーウィークの真ん中3日間を使って2泊3日の家族旅行に出かけてきました。
場所は先日書きましたとおり、宿の手配が出来た大阪であります。
主目的は5年ぶりのUSJを満喫することですが、超混雑が予想され、朝一に勝負を仕掛けてラストまで粘るべくの2泊3日行程であります(笑)。
1日目の今日は季節がら未体験の観光地に行ってみたいなぁと考え、六甲山と有馬温泉に行って来ました。
大宮からの運賃を往復割引にすべく、片道600キロを越えるところまで行こうと思ったら神戸市内になったという理由が大きいのですが、結果非常に楽しめたという印象です。
一日の行程をざーっとコメントしたいと思います!!
写真-1:新幹線のぞみはN700をチョイス!!
一週間前に指定席を確保しようとしたのですが、さすがに連休ですねぇ、東京発8時30分から9時30分くらいのちょうど良い時間ののぞみは軒並み満席でした。
新大阪行がやや座席に余裕がありそうな感じだったので、どうせなら新型に乗りたいなって事で8時23分発をチョイスしました!!
愛娘を強引に起こして家を飛び出していたもので、新大阪までの2時間半は快適な睡眠時間となりました。
写真-2:三宮で有馬・六甲周遊パス(阪神拡大版)を購入!!
新大阪で新快速に乗り換えて、三ノ宮まで出ました。
新大阪に到着した8両新快速の混雑が凄くて、愛娘を抱っこしたまま三ノ宮まで行くのは嫌だなぁと思ったら、大阪で大半が下車してくれて、無事に座席ゲット♪♪
かなり入れ替わりがありますねぇ。良かった良かった!!
三ノ宮駅で事前にチェックしていたロッカーに大荷物を預けようとしたところ、まさかの空きなし・・・
今回は愛娘を抱っこする前提で大きいスーツ1つに荷物をまとめたのですが、これがちょっと失敗。いわゆる300円クラスっていうんですかね、標準サイズのロッカーに入らないんですよ。
標準サイズなら若干の空きがあったので、中荷物×2にしておけば良かったと若干後悔・・・ 山の上まで大荷物を持っていきたくなかったのだけど、まぁ、仕方ありません。途中にロッカーがあることに期待しつつ、六甲山を目指すことにしました。
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今日使う切符は有馬・六甲周遊パスです。阪急(三宮~六甲間)、神戸市バス(阪神御影~六甲ケーブル下間)、六甲ケーブル、六甲有馬ロープウェイ、六甲山上循環バス、神戸電鉄(有馬温泉~谷上間)、北神急行&神戸市営地下鉄(谷上~三宮間)がフリー範囲になっており、ネーミングのごとく有馬と六甲を周遊することが可能です。
更に有馬温泉の温泉施設に入れたり、各種施設で割引が適用される優れもので、標準タイプで2,300円ですが、ケーブルカーとロープウェイのお値段が高いので普通にモトが取れちゃう感じです。
今回は夜の宿が尼崎ということで、阪神全線にも乗れる阪神拡大版をチョイスしました。100円追加するだけなので、更にお得感がありますね♪
写真-3:神戸市バスで六甲ケーブル下まで移動!!
六甲ケーブル下までバスを使うことになりますが、確実に座っていくなら始発の御影からが良いかな?と思い、上記周遊券購入後阪神に乗って御影駅まで移動しました。
たまたま普通が来たので乗りましたが、この区間で普通に乗ったの初めてかも。スジが立っているのか加速感が凄まじいですな。京急以上はダテじゃないです。
バスは頻発しているようで、御影出発の時点では8人程度の利用でしたが、JRの六甲道駅バス停で一気に立ち客が出るまでになりました。阪急の六甲でも多少乗り込みがあり、なかなかの利用状況で六甲下を目指します。
ケーブル下といっても予想以上に結構山腹というか高い所を目指していて、阪急六甲駅を過ぎたら一気に坂道を駆け上がるようなロケーションになりました。
なんとなく神戸は横浜に近いなぁと感じているのですが、このあたりを例えるならば三ツ沢あたりの雰囲気というのでしょうかね?
写真-4:六甲ケーブル下駅
阪急六甲駅から10分少々で六甲ケーブル下駅に到着です。
ここまでもそれなりに勾配でしたが、ここからはまさに山ってなもので、ケーブルカーの駅があるのが納得というロケーションであります。
山小屋風の開放的な駅で、改札窓口のほかトイレ、自動販売機、コインロッカーがありました。
さすがにこれから山に行こうとする人はそういう身なりなのでしょうか、コインロッカーは大半が空きで、幸い大きいサイズも空いていました。
状況によっては帰りは谷上経由ということも考えていましたが、荷物を預けるほうが良いという判断となり、有馬温泉を往復することにしました。
大きい荷物から開放されてハッピーハッピー!!
写真-5:六甲ケーブル車両
六甲ケーブルは2両編成で、1999年から現行車両の運行が始まったようです。
レトロタイプとクラシックタイプがあり、どちらも観光地らしいなかなかのデザインです。
車内からの展望を楽しむ意味合いで、下側の車両は座席が登る側に対して後ろ向きになっていて、窓が無い開放的な構造になっています。
そのためか下側の車両の座席から埋まっていたように感じます。
例によって我が家も下側車両をチョイスしました!!
写真-6:急勾配を進んでいく!!
六甲ケーブルは20分間隔の運転で、約1.7キロを10分少々で進んで行きます。
ケーブル下駅を出てすぐトンネル区間になり、一気に周囲は山の中になっていきます。
隣接する道路もなく、よくまぁこんな所にレールがあるなぁというロケーションを進んでいきます。
最急勾配と最緩勾配は49.8%、23.8%とのことですが、途中区間はほぼ一律な印象です。
写真-7:六甲ケーブル山上駅に到着!!
六甲ケーブル山上駅に到着しました。
レトロかつ格調が高い趣きがある駅舎ですね。高所という事もあってか駅構内はヒンヤリした感じでしょうか?
六甲山上循環バスはケーブルとの接続を考慮して20分間隔の運転を行なっているようで、ケーブル下車直前にアナウンスがありましたが、ケーブルが満員だったことから座れなさそうな予感がしたもので、一つあとのバスを狙うことにしました。
写真-8:展覧台からの雄大な景色
バス乗り換えまでの20分少々の時間を使って、六甲ケーブル山上駅に併設されている展覧台という場所で景色を満喫しました。
神戸市街、ポートアイランド、六甲アイランドを見下ろすようなシチュエーションで、左手に大阪、更に先までも見通せる素晴らしいロケーションです。
最高です!!
写真-9:六甲山上循環バスで六甲ガーデンテラスを目指す!!
展覧台で15分くらい景色を楽しんだあと、ケーブルの駅に併設されているバス停に向かうと、ちょうど到着したところでした。
おかげで楽々座席をゲット!!
特に時間を急ぐのではないなら、すぐに乗りかえらず景色を楽しんだほうが良さそうですぞ。
さて、この循環バスですが、循環と名は付いているものの、どうやら最近運行形態を変更したようで、六甲ケーブル山上駅(ケーブル乗り換え)~六甲山頂駅(ロープウェイ乗り換え)間を結ぶ運行になっていました。
マップを見るとロープウェイにも運行休止区間があるようですし、少しずつ観光地の形態も変わっているのでしょうかね?
目的地はロープウェイに乗り換えられる六甲山頂駅ですが、一つ手前のガーデンテラスからでも歩けそうなので、食事と買い物が出来そうなガーデンテラスを目指すことにしました。
昼食を食べそびれてしまったので・・・(苦笑)。
写真-10:六甲ガーデンテラスで遅めのランチ!!
山の上の施設なので昭和の香り漂う一昔前の施設かと思ったら、英国調の建物が立ち並ぶ昨今のテーマパーク風な場所でした。
パンフをよく見たら2003年に出来たばかりの施設のようですね。
ケーブルカーの車両が新しかったり、よくありがちな衰退する一方の観光地ではないなという事が分かります。
というか寧ろ素敵な場所と思えてきました。風情も良いですが、やはり綺麗な施設も良いものでして、その調和が取れた場所と言えるのではないかと思います。
レストランで食事を済ませたのち、店舗を眺めたり、展望台を登って先ほどの展覧台とは別のアングルで景色を楽しんだりしました。
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有馬温泉から神戸電鉄経由で三宮に戻るならここでもう少しノンビリしても良かったのですが、六甲ケーブル下駅のコインロッカーに荷物を預けているので、有馬温泉から再び戻ってくる必要があります。
そう考えたらあまり時間が無い(この時点で15時近く)ことに気づき、急ぎ足に有馬温泉を目指すことにしました。
ロープウェイ乗り場までは若干の坂道ではありますが、ガーデンテラスから歩いて10分かからないくらいでしたので、徒歩でも辛くない感じでした。
写真-11:六甲有馬ロープウェイで有馬温泉へ!!
ケーブルやバスとの接続を考慮して、ロープウェイも20分間隔の運転ですが、今日は利用客が多いためか、15分間隔の増発運転でした。
片道12分って凄く長いなぁと思って調べてみたら、日本一長いロープウェイのようですね。
山の上から隣の山の上まで移動するかのようなシチュエーションは、実際に支柱の間隔が長くロープに命を預けているかのような心持ちになるくらいです。
これはオススメのロープウェイですな♪♪
写真-12:有馬温泉ループバスで有馬温泉中心街へ!!
ロープウェイの有馬温泉駅は有馬温泉という名前ですが、神戸電鉄の有馬温泉駅からはかなり離れており、観光地の中心部からも離れています。
そのため、両駅間を結ぶループバスが運行されていますが、9時から16時の間に約30分間隔程度の頻度であり、12時前後に1時間半程度の運行休止時間帯があります。
また、今回我が家が使用した有馬・六甲周遊パスのフリー区間に含まれていない点は注意が必要ですね。
とはいえ1回かぎり半額になるクーポンが周遊パスに付いているのと、もともと100円という安い運賃なので、気にせず使えば良いのかなと思います。
今回は有馬温泉に向かうのが遅すぎたため、この後再びロープウェイの有馬温泉駅まで山道を歩くことになってしまいました・・・(苦笑)。
まぁ、良い経験でしたけど!!
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話を戻してループバスですが、写真のようなクラシックな車体で、中はマイクロバスのような座席配置でした。
途中までスムーズに走っていましたが、有馬温泉駅に近づくに連れて道路の混雑が目立ってきました。
こんな日ですから、有馬温泉駅付近の道路が慢性的に渋滞していることは明らかで、神戸電鉄の有馬温泉駅まで行くのはやめて、観光名所の中心地であろう大閤橋で下車することにしました。
道路を見ればマイカーと観光バスが連なっています・・・ まさに立ち往生といった感じかなぁ。
車じゃなくて良かったと思えた一瞬です。
写真-13:有馬温泉太閤橋~ねね橋付近
温泉街というかお土産屋というか、とにかく観光地らしい場所なのですね、有馬温泉。
以前来たのは神戸電鉄の乗り潰しで早朝さらっと駅前を見ただけだったからなぁ・・・
なかなか楽しめそうだったので、お店を眺めたりしながらブラブラと歩いていくことにしました。
写真-14:おサルさんの芸に感動!!
シルバーウィークだからなのか、単に日曜日だからなのか分かりませんが、猿芸が催されていました。
観客が多かったこともあり、なかなか盛り上がりましたね。
混んでいる時だからこそ楽しめる雰囲気もあるって事なのかなぁ。
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このあと付近のお寺を素通りぎみに通り抜け、前述の通りロープウェイの有馬温泉駅まで山歩きしました(苦笑)。
愛娘を肩車しながらの山道歩きはけっこうキツいね・・・
写真-15:宿のある尼崎を目指す!!
さて、日没も近づき、明日が本番ということで、今日はこの程度で切り上げることにしました。
といっても、今までのルートの逆ですから、それなりに大変!!
ロープウェイ~バス~ケーブルカー~バスと乗り継ぎ、阪急六甲駅から阪急神戸線で三宮を目指しました。
三宮駅で美味しいご飯が食べれれば良かったのですが、さすがに予約無しだと厳しく、諦めて宿のある尼崎を目指しました。
既に爆睡状態の愛娘を抱きかかえつつ、始発快速急行の先頭車両を目指して確実に座りました。3月の調査の成果が活かされています(笑)。
魚崎の待ち列を見てみると前よりが多かったのは、快速急行の混雑傾向が利用者に認識されつつあるのかなと思ったり。特急直後のスジですから、快速急行を待つ段階で分かっていそうです。
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宿は尼崎駅から徒歩5~6分のところでした。
やむなくシングル×2部屋ですが、こればっかりは仕方ないですね。
食事は近場の洋食屋で済ませたので、あとは寝るだけ・・・
ではなくて、もう少しやることがありました。明日のコインロッカーチェックです!!
今日のことがあって、明日の朝ロッカー確保にてこずるとUSJを楽しむ上で非常によろしく無いと判断し、携帯電話でネット検索したところ西九条にコインロッカーがあることが分かりました。
となるとコインロッカーのサイズだけ確認しておきたいなと思い、実際に行って見てきました(笑)。
写真-16:西九条駅のコインロッカー
阪神なんば線の従来からある改札口を出てすぐのところにありました。
大きいサイズも5つあるし、今日のこの時間(22時頃)でこれだけ開いているならば、明日の朝も大丈夫だろうと判断し、念には念を入れてなんば延伸時に出来た改札側のコインロッカーもチェック!!
ユニバーサルシティ駅で荷物を預ける場所があったり、おそらくUSJにも十分なコインロッカーはあると思うのですが、駅についてからやることが多いのは少しでも早くUSJ内に入るうえでリスクかなぁと思い、ちょっと離れた西九条で勝負することにします!!
この努力が明日報われると良いなぁ・・・
##明日に続く!!