2010年1月21日

2010年1月13日西武池袋線工事調査(5) 保谷駅電留線周辺編

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 2010年1月13日に西武池袋線保谷駅の工事・施設状況を調査しましたので、報告します!!

 長々続けました西武池袋線調査シリーズ最後になります。

 保谷駅構内の電留線の状況を徒歩巡回で確認し、配線切換や保谷駅自体の改良について考えてみたいと思います。

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写真-1:保谷駅電留線付近の踏切から保谷駅方を望む

 左の4線が電留線からの線路で、踏切を越えたところで1線にまとまるような位置関係です。

 右側の線路が現時点では電留線の一部ですが、保谷駅の上りホームが移設されたあとは本線に転用されると思われますが、そのことで電留線に与える影響は無いようです。

 とは言え保谷駅の改良を考えると、2面3線化するためには下りホームのひばりヶ丘方への移設が不可欠(大泉学園側のスペースが無いため)で、電留線の上り線合流部がこの位置だと、その先の下り線合流部をひばりヶ丘方に移設することが出来ません。

 何が良いたいかと言うと、保谷駅改良のためには電留線の配線変更(全体的にひばりヶ丘方にシフト)が必要そうだな?ということであります。

 以下、その視点で見て行きたいと思います。

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写真-2:同踏切から保谷駅方現上り本線部分を望む

 現在、上下線間にある電留線は有効長が10両あり、今後も同駅折り返し列車が使用するものと思われますが、この電留線は踏切より手前で10両分の有効長があるので、この踏切から先は上下線間とつながりさえすれば良いことになります。

 それは上り本線が1線移動して電留線化されると思われる1線もそうですが、これら2線の電留線機能を維持しつつ、現在ある下り線からの車庫側電留線への渡りの位置を手前にずらすことは、この写真を見る限り、十分可能なように感じます。

 ということで、オイラはこの部分の配線改良があると推測している訳です。

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写真-3:同踏切からひばりヶ丘方上下線間電留線部を望む

 現上り線から上下線間の電留線への渡りの先でシングルスリップを介して下り線側に抜ける配線があります。

 これは車庫・電留線からの出庫車両が下り方面側に進むための配線だと思いますが(すみません、使い方詳しく知りません)、これは維持しても特段問題は無さそうなので、保谷方を弄る上での影響は無さそうかな?と思います。

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写真-4:同踏切から新上り線部分と車庫・電留線部を望む

 一番左が切換後に上り線になる線です。

 この線を基準に車庫・電留線側を望むと・・・ なにやら撤去された部分があるのが分かります。

 気になってグーグルアースでチェックすると、昔は左側に屋根付きの電留線が数線あったことに気づきます。

 どうやら写真中央に見えている4線と、その奥の1線以外は撤去してしまった模様です。

 単なる配線改良ならば、変更しない部分は撤去しないと思うので、恐らく復活は無く、今見えている部分を最終的に整理するという感じになるのではないでしょうか?

 グーグルアースで気づいた点としては、スペースの関係なのでしょうが、有効長が8両分もしくはそれ以下しか無いのですね・・・

 西武池袋線は今後は10両編成がメイン(8両も残るでしょうが)なので、出来ることなら電留線も10両の有効長を確保したいところですよね?

 どうも奥の1線(新しい上り本線から分岐して車庫側に伸びている線です)の有効長が10両ぶんありそうなので、右側の4線も今後配線改良して10両分の有効長を確保するのではないかな?と思ってしまいました。

 完全なオイラの予想ですけどね・・・

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写真-5:気になるのでグーグルチェック!!

 皆様もグーグルアースで付近をご覧になって頂きたく思います。

 写真に見える車庫に停まっている3編成に2両足しつつ、その分岐を踏切付近ギリギリに配置すれば、下り線への渡り位置も現在よりはひばりヶ丘方に寄せられると思いません?

 写真-4の部分だけが残っているのは、それ以上の電留線を合流させると渡りの位置が動かせないから・・・なんて強引な予想を立ててみました。

 まぁ、そんな訳で、今後の動きが気になる訳です(笑)。

 以上、また機会を見てチェックしたいと思います!!