2010年4月11日東京モノレール切換後新線区間調査
今日は切換直後の東京モノレール新線区間の状況を乗り潰し兼調査してきましたので、報告します。
切換前の切換口付近状況については過去に調査した下記を参照ください。
<切換前調査>
https://okiraku-goraku.com/2009/12/20091127-2.php
以下、コメントです!!
地下の天空橋からアプローチを抜けて一気に高架区間に上がると、旧線では右にカーブしていましたが、新線は直線になりました。
軌道の色が新しくなっているので架け替えた範囲が分かりますね。
その真下の状況がいかにも工事直後という感じの状況です!!
冒頭示したリンク先の状況で分かる通り、切換口の数スパンは比較的短い軌道を架設する形になっていますが、その先に長いスパンの軌道(しかも緩やかなカーブ線形)を架設するため、非常に設置調整が難しそうな印象でした。
実際難しかったようですね・・・
その長いスパン付近の状況です。
なぜ長いスパンになったかと言えば下に道路があるからで、斜め交差のため、やむなくこの構造になった感じです。
新整備場方の切換口の状況を考えれば、ここはこういう構造にするしかなかったのだろうなと思わせますね。
その先は、既に構築が完了していた新線区間となります。
新駅手前で右カーブとなりますが、線形は旧線と比べるとややきつく、走行距離も若干増えた感じなので、新駅の停車が無くとも所要時間が若干増えたのかなと推測します。
新駅部分についてはホームドア等ホーム部分の施設はほぼ完成しているように見えました。
ホームドアがあって逆に床面状況が見えませんでしたが、多分完成しているかなぁと思います。
線形上緩やかなカーブ区間になっています。
続いて帰りの列車から見た新整備場方切換口付近状況です。
こちらは元々曲線区間だった部分を逆曲線に切換えるYの字型切換であるため、桁の交換スパンが最小限で済んでいます。
新しい軌道区間になった部分です。
下の部分を見ると、旧軌道が架設されていた古い橋脚と今回切換えて使用した新しい橋脚が今後に配置されているのが分かります。
詳しくは前述の過去調査を見ていただけると状況が分かるかと思います。
モノレールの正面窓のスペース上、このアングルが限界でした(苦笑)。
なんかとっても近未来的な駅ですね。
周辺施設と調和したデザインで格好良いです!!
左側に旧線が見えますが、新線に干渉するため撤去する旧線の範囲が上下線で異なっているのが分かります。
限られた時間での切換なので、必要な分だけ撤去するという事ですよね。
左奥には横移動した複線が見えます。
切換直後ならではの景色であります。
今後は旧線の撤去が進んでいくものと思いますが、現在の羽田空港付近のように、新線があたりまえの景色になってしまうのでしょうね。
という事で備忘録的に写真として残してみました♪