2010年4月30日

2010年4月28日JR横須賀線横浜駅拡幅工事調査

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 2010年4月28日にJR横須賀線横浜駅のホーム拡幅工事状況の調査をしてきましたので、報告します!!

 ホーム拡幅に伴う上り線の切換実施は4月24日~25日でしたので、数日後の調査という事になります。

 以下コメントです!!

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写真-1:保土ヶ谷方切換口付近状況

 左側が旧上り線で、右側が新上り線です。

 ホーム拡幅量が大きいためか、ホーム端部からやや離れた位置が切換口となりました。

 新上り線のほうがやや曲線化されていますが、通過する駅でもありませんし、運転条件は殆ど変わらないかと思われます。

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写真-2:拡幅後ホーム状況1

 拡幅されたホーム全景です。

 撮影している位置が旧上り線位置ですから、いかに拡幅されたかが分かるでしょうか?

 拡幅されたホームはあくまで仮設構造で、ホーム上は養生マットや仮設材料(黒系の色)が敷き詰められているため、全体的に暗い印象になっています(夜見ているって事もありますね)。

 元々のホームが狭くて、ごちゃごちゃした印象だったので、かなり開放的になったなぁというのが率直な印象です。

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写真-3:拡幅後ホーム状況2

 今回上り線側のホームを拡幅しましたが、階段については従来のままです。

 上り線が移設されない事には何も構築できないので当然なのですが、最終系としては拡幅されたホームに対して適切な昇降設備が設けられるようで、既にホーム上にはエスカレータの仮囲いが2箇所設けられていました。

 写真-3の通り、上り線側に寄った位置関係になっており、既設構造部分に影響を与えない感じかと思われます。

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写真-4:拡幅後ホーム状況3

 夕ラッシュ時という事もあり、下り列車待ち列がホーム中央部をはみ出るくらいまでになっており、そこが元々の上り線だったことからして、拡幅の効果の大きさを感じさせる状況になっていました。

 上り列車待ち列も少なからずありますが、下り待ち列とは干渉しない状況でしたね!!

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写真-5:新川崎方切換口付近状況

 新川崎方の切換口は既存のホームに係るため、線路を緩やかに外側に振ったような状況です。

 その拡幅状況がよく分かるアングルが撮影してみました。

 停止位置が下り方面にやや移設されたため、既存のホームのままという範囲は無くなっています。

 その位置には柵が設けられ、下り線専用になっていました。

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写真-6:拡幅部分のホーム面状況

 前述の通り、今回のホーム拡幅は既存の上り線を超えての拡幅であり、一晩で切換を実施するため仮設範囲が殆どです。

 ホーム中央付近の拡幅量が多いところは上り線脇で事前にホーム部分を構築していましたが、端部のタイルや警告タイルは本設で構築しても、舗装までは実施しなかったようです。

 これから順次本設化がなされていくものと思いますので、暫くしてから再度チェックしたいと思います!!