2010年4月9日京急線工事調査(3) 産業道路~小島新田間編
2010年4月9日京急線の工事調査をしてきました。
今日は、その(3)として大師線の産業道路~小島新田間の状況を報告します。
前回調査時に、産業道路~小島新田間の一部単線化をコメントしましたが、その後切換が行われたようです。
以下、コメントです!!
こちらは軌道が工事桁に置き換えられており、直下で工事は順調に進んでいるだろうことは読み取れますが、まったく状況は分かりません。
土木屋の勘で順調だろうとは思いますけどね。
構内踏切を越えたところに片渡りの分岐が設置され、産業道路手前で単線化されています。
計画については、以前の調査で沿道の掲示の確認と、投稿した際のコメントから、アプローチ部分の施工、切換にかかる準備というセンが濃厚であろうとオイラも納得している状況です。
単線化区間の周囲は産業道路、沿道民家が近接していることから、地下函体構築に係る土留め等構築に必要なスペース確保の意味合いも強いのかなと、実際に単線化される位置から読み取った次第です。
切換後に既設上り線は撤去され、産業道路交差部はレール部分が埋められてきました。
今後、本施工に向けた仮設工事が行われていくものと思います。
現在の産業道路駅のヤードが上り線側にあることから、今回下り線側に切換えたのかな?と感じた次第です。
産業道路踏切を越えて、暫く単線区間を進んでいきます。
電架柱の柱の位置が両側ともギリギリ外側の配置になっていることから、このスペースの中でアプローチを構築していくことが分かります。
現在の下り線位置は切換で変更した線形では無いので、この位置のままという事は無さそうかな?と思われ、仮設物構築の中で再度切換を行うことはあるのかな?と思います。
小島新田駅のかなり手前で再度複線になる分岐が現れます。
元々小島新田駅は単線でしたので、そのまま単線でも良かったのかもしれませんが、単線区間が長くなることによって、従来の朝ラッシュ時ダイヤが組めないことや、今後現在線の位置を変更する形になるため、仮線運用を踏まえた配線にしたものと推測されます。
今回日中時に利用した際は、従来側の線路を使っていましたが、信号が機能していることから朝ラッシュ時等、新設された線路も使用を開始しているものと思われますので、今後は逐次使用方が変化していくのではないかと思います。
改良後も地上区間となる部分ですが、新設された線路側のみならず、既存線の左側部分も仮設フェンスが立ち並び、今後改良していく様が見てとれます。
電架柱が新設された線路側から片持ち構造になっていることから、新設線側はある程度最終系を見越した形で構築がなされ、既存線側に手を入れられる形にしているのかなと思います。
小島新田駅部については、その(4)でコメントします。