2010年4月9日京急線工事調査(4) 小島新田駅編
2010年4月9日京急線の工事調査をしてきました。
今日は、ラストその(4)として大師線の小島新田駅の状況を報告します。
3月13日の夜間にホーム施設の切替えが実施され、停止位置が約40m京急川崎方に移動しています!!
改札口の位置は変更されず、停止位置だけ約40m移動する形での切替えとなりました。
そのため、改札口から乗車位置まで単純に離れています。
あわせて1面2線の構造となっており、従来とはイメージを大きく変えています。
施設切替えにあわせて頭端部の軌道撤去は行われず、車止め位置を京急川崎方に寄せる形になっていました。
とはいえ、停止位置からすると、結構離れた位置関係になっていますね。
停止位置までの通路は従来ホームだった箇所なので、広さという観点では切替え前と同様といった状況でしょうか。
1面2線化されたホームは、従来と比べて幅が広がりました。
仮設ホームのような状況ですが、まったくの仮設という事ではなく、若干の仕上げを残しつつといった印象です。
新しく新設された線路側の状況です。
ホームの反対側にヤードがあり、その手前に柵の基礎と思われるものが構築されています。
特に列車運行に係る施設ではないため、今後逐次構築が行われていくのかと思います。
今後、既存の線路を写真-5における左側に移設する計画になっています。
その移動量は改札に近づくほど大きくなっており、京王井の頭線の渋谷駅というと大げさですが、緩やかなカーブ線形を描くことになりましょう。
その線形を読み取れるヒントがホーム上家にありました。
ホーム上家の梁のボルト接合箇所がいかにも今後弄りますよという状況になっており、その箇所が場所により少しずつ変わっているのです。
あたかも線形に沿った形になっている事から、今後の切替え計画が分かりますね。
また暫くしたらチェックしたいと思います!!