2010年5月23日相鉄線工事調査(2) 瀬谷・海老名編
2010年5月23日に相鉄線の工事調査をしましたので、2回に分けて報告したいと思います。
その(2)として、瀬谷駅と海老名駅の状況についてです。
瀬谷駅はホームに仮囲いが見えたので下車してみたところ、ホームの掲示で待避線設置工事をしていることを知りました。
まずは支障物撤去といった状況ですが、今後一気に工事が進んでいきそうな状況でした。
海老名駅については完成状態にありましたので、関連施設を含めての完成状況報告ということで。
以下、コメントです。
駅に掲示されていた改良工事概要図です。
前段に概要記載がありますが、JR線・東急線との相互直通運転時の列車運行の効率化を図るための改良とのことです。
JR線との直通予定が平成27年4月とあり、工事完成が平成23年3月末ですから、工事完成が早いように思いますが、相互直通に先駆けて運行形態の変更もあるのかもしれませんね。
運転上重要駅である大和の隣駅なので、正直なところ瀬谷の待避線の効率的な使い方が浮かんできませんけれども、まぁ楽しみですよね♪
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改良工事の大まかな流れは、横浜方にある相鉄ローゼンの撤去(既に撤去済)、相鉄ローゼン跡地に駅前駐輪場を新設、副本線位置にある現行駐輪場を撤去、合わせて海老名方の施設を撤去して待避線構築となります。
相鉄関連施設の移転はしやすいことから、その用地を最大限使っての改良という印象です。
ホームは既に仮設構造に置き換わっており、副本線設置側はフェンスで覆われています。
隣接して設置されていた相鉄ローゼンは完全に撤去されており、整地された状態になっていました。
横浜方からホーム中央部付近まで仮フェンスは設置されており、工事が動いている範囲に設置されている状況です。
橋上駅舎から外への階段は、待避線位置を支障しない位置に設置されているのですね。
計画があってそうしていたのかどうか分かりませんが、待避線設置には支障しないようです。
奥のスペースには新設の駐輪場を設置することになりますが、その前段で待避線設備の構築をある程度行うのかどうか気になる所ではあります。
ホーム中央部の階段・エスカレータ部はホームが広くなっていますが、その拡幅部に隣接する形で駐輪場があります。
この駐輪場が待避線設置に支障するため、移設が必要であるという事ですね。
こちらはホームにも手が付けられておらず、隣接する建物が建ったままですが、この建物も移設準備が進められているようですので、近々に状況は変わっていきましょう。
ホーム端部部分は仮フェンスが一部構築されており、その範囲まで下り線部分に木製覆工が構築されていました(施工中)。
隣接踏切まで設置していることから、重機械の移動ルートの確保のためかと思います。
前回調査で、ホーム舗装改修途中まで確認しておりましたが、本日総ての工事改良が完了していることを確認しました。
ん~、広々としていますね♪
余談ですが、トップ写真に示した通りLED案内版は最大4列車分示されています。
現行ダイヤですと、急行、急行、急行、急行(笑)といった状況になっている訳で、そこまで必要かって感じではありますが、今後の相互直通運転を踏まえている部分はありましょう。
色々な種別、行先が示されることがあると想像すると、ワクワクしますね!!
海老名駅の自由通路新設工事の進捗に伴い、小田急線との乗り換えが長らく迂回するルートになっていましたが、今回調査したところ、連絡設備が完成しており、再び最短ルートで結ばれる事になりました。
エスカレータも3基ありますし、階段も広いですし、流動面で必要なものが揃っている感じです。
以上、相鉄線工事調査でした。
瀬谷駅については、また機会を見て調査を行いたいと思います!!