2010年5月23日相鉄線工事調査(1) 星川・西谷編
2010年5月23日に相鉄線の工事調査をしましたので、2回に分けて報告したいと思います。
その(1)として、星川駅と西谷駅の状況についてです。
星川駅はいよいよ高架橋の柱が構築され始めており、西谷駅は都心直通プロジェクト工事を進めるにあたっての準備をすべく、下り待避線の撤去が行われました。
以下、コメントです。
下り線が仮線に切換えられた後、旧下り線が撤去されたようで、すっきりした状況になっています。
左側の高架橋構築スペースには重機械と資機材が配置されているなど、工事が動き出しているなと感じた次第です。
星川駅寄りは防護柵が構築されていますので、この範囲も電架柱仮受け替え、防護柵設置という流れになるかと思います。
前述の通り、星川駅に近づくと、線路脇に比較的高い位置まで防護柵が設置されています。
鉄骨上部を見ると、更に上部に継ぎ足されそうな状況は、高架橋構築のための設備といったところでしょう。
電架柱の位置や諸標類の位置から推測するに、ギリギリの位置に構築されているようで、工事用スペースを極力確保した形になっているようですね。
星川駅は下り本線の切換後、高架橋柱の構築が進められています。
3列の柱位置は下り本線の上り線側、ホーム中央部、下り副本線の外側に位置しており、基礎の構築は大方完了しているようでして、写真-3の通り1部箇所で鉄骨の柱が構築されていました。
海老名方ではホーム中央部に仮囲いを構築し、その中で高架橋柱構築の準備がされていました。
どうやら3列のうち真ん中の列を先行して行っているようです。
そういえば、工事ステップでは次に下り副本線を本線側に若干移設する切換を行う訳で、改めて副本線の脇を見ると、高架橋基礎が構築できていません。
ホーム中央を先行しているのは施工できる状況にあるという事と、下り副本線を本線側に移設する前にホーム上の工事を終わらせたいという理由があるのかもしれません。
続いて西谷ですが、下り副本線が完全に撤去されました。
この意味合いがよく分かりませんが、工事用スペースを確保するという意味合いでしょうか?
実際の作業箇所は横浜方だと思うので、駅に手を付けるとは思っておらず、ちょっとビックリしていますが、配線変更の関係で駅構内も弄っていくのかもしれないなぁという気になってきました。
上りの副本線機能は維持する必要があると思うので、3線ぶんのスペースは確保する必要があると思いますが、どういう動きがあるのか気になる所です。
とりあえず今回は状況の報告だけしておきましょう。
副本線部分の軌道が完全に撤去され、バラストのみ残っている状況です。
駅施設には今のところ動きがありませんでした。
海老名方も横浜方と同様です。
このアングルで見ると、副本線が無い事によって結構スペースが生み出されるなぁと思ったり。
ホームを海老名方に延伸して横浜方スペースを生み出すなんていう手段も取れそうかな?
今後は星川駅と明日コメントする瀬谷駅とセットで状況調査をしていきたいと思います!!