京急蒲田駅付近上り線高架化状況を確認した一日!!
今日は午後からフリータイムになったので、京急蒲田駅付近の上り線高架化状況を確認してきました。
初日は混んでいて撮影条件が宜しくないので、通常ならば少し後で調査するところですが、今日はまぁブログネタの流れ的に行っとけって感じだったので、勢いで気になる所は全部見ちゃいました。
工事関係や施設の詳細については後日報告させていただくとして、今日は一日の流れと感想をサラッとコメントしておきたいと思います!!
早速京急・・・といきたいところですが、移動の行程上日暮里から京成を利用することにしました。
エアポート快特の走りを確認したいなぁ~と思い、メーターを確認できる位置に立つにはどうしたら良いかと考えた結果、京成線内から乗り通すのが良いかな?という結論になりましてね(笑)。
京成高砂駅付近、京成曳舟駅付近の工事状況も確認したかったから、丁度良かったのかな。
んで、日暮里駅の京成時刻表です。
7月に成田スカイアクセス開業を控え、短期間の時刻改正にどこまで対応するのか注目していましたが、ダイヤパターンの大きな変更は無かったものの列車時刻が思いのほか変わったこともあり、しっかりと印刷された新時刻が掲示されていました。
ただし、完全新規ではなく、時刻表部分のみ新規に作成したようで、シールで既存のものに上書き貼り付けしたような感じでした。
京急線内の列車種別の追加・変更やエアポート快特の停車駅変更などありましたが、京成線内の案内版は注意書きによる対応となっていました。
急行のエアポート急行化は関係する部分もあるのかなぁなんて感じた訳ですが、停車駅の変更が無いためこの注意書きで乗り切るようです。
まぁ仕方ないところでしょうか。
さて、続いて京成高砂に移動しました。
ここでチェックしたのが京成金町線の移動ルートです。
高架化切換を踏まえて、上下ともこれまでの上り線ルートを使ったりしてないかなぁなんて淡い期待を持つも、何ら変化なし・・・
信号関係も変わっていないようなので、よくよく考えれば変わる訳無いのですが、まぁ残念でしたということで。
ん~、金町線の高架化切換はまだ先なのでしょうかね??
京成曳舟駅付近高架化工事は順調に進捗しており、八広駅から京成曳舟駅を越えた所まで仮上り線軌道が概ね敷設されている状況でした。
駅部分の構築もあるため、すぐに切換という状況ではありませんでしたが、遠くない段階で切換が実施されるなという感じでした。
楽しみです!!
泉岳寺でエアポート快特に化ける快特(都営浅草線内快特)に乗っていたのですが、泉岳寺を過ぎたところで、品川の次は羽田空港まで停車しないことを繰り返しアナウンスしていました。
ダイヤ改正初日というより、今までと同じ種別で停車駅が変わるためという感じですかね?
先頭車に乗っていた人は既に承知といった雰囲気かな・・・
品川でどどっと乗り込みがあって、オイラはあっという間に周囲を囲まれてしまいました。
運転メーターが見えれば良いなと思いポジショニングしていたので、何とか前方の景色が見える状態をキープ!!
京成高砂から乗っておいて良かったです。
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さて、エアポート快特は所定で品川を出発。
毎時16、36、56分発ですが、急行と急行直後の普通の発車時刻が表記上1分であるのに、エアポート快特と直後の普通が表記上2分差であることと、ドア閉めのタイミング的に30秒までは行かないにしてもピッタリの発車ではないかも。
品川~羽田空港間16分と言いつつ時刻表上17分なので、品川を若干遅く出て、羽田空港に若干早く着く設定なのかなぁ~という読みです(笑)。
まぁ、分かりませんけど・・・
んで、北品川を過ぎて新馬場への高架アプローチあたりで加速するかと思ったら、あんまり速くならずに経済運転で進んでいきます。
スジ的に平和島までは余裕があるため、頑張って走っても平和島手前で詰まるから、こういう走りなのは理解していますが、京急蒲田を通過してまでの速達列車と見てしまうと、誤解を受ける状況かもしれないなぁと思ったり。
本線快特スジ優先のパターンが組まれていて、擬似10分サイクルを組もうとすると、どうしても急行と対のスジ設定となってしまうエアポート快特は制限を受けてしまうので、仕方ないところです。
平和島で普通を追い越してからはそれなりの走りになり、京急蒲田駅の手前で分岐側に転線するため速度を落とします。
雰囲気としては、鐘ヶ淵の下り半直優等の通過だったり、過去の都営新宿線の岩本町中線追い越しに近い感じかな?
京急蒲田通過タイムは品川から7分45秒。約半分といったところですね。
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ここで、空港線の新ダイヤについて確認しておきましょう。
新ダイヤの特徴は何といっても京急蒲田~糀谷・大鳥居駅間のシーサスまでの約1.5キロ区間が単線並列になるという事です。
横浜方面からの直通は品川方面からの列車とは逆走になる訳で、そのあたりの制約を回避したパターンになっていることが読み取れます。
とは言え、丸で示したとおり、横浜方面からの下りエアポート急行がシーサスを抜けてすぐに上りエアポート快特がシーサスに入るパターンがありまして、結構ギリギリなことが分かります。
数々の制約から両列車のスジを簡単に前後に動かせないことから、相当検討して作ったダイヤなんだろうなという事がうかがえます。
上りエアポート快特はシーサスに入ってから、京急蒲田をいち早く抜けることが求められ、そこに京急蒲田通過化の理由の一つはありそうな気がします。
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話を戻して、下りのエアポート快特ですが、スジ的には上りエアポート快特ほど制約はありません。糀谷手前で見えない上り列車とすれ違ってしまうこともあり、あれ?単線並列の制約は?って思ってしまいました。
そういう綱渡り的ダイヤが京急らしいと思ったりして(笑)。
空港線内の走りについても、それほど加速せず淡々と進んでいく感じで、特に天空橋を過ぎてからの徐行ぎみの走りは新駅停車分の余裕を見ているかのようでした。
それでも羽田空港まで15分20秒の所要時間ですから、新駅に停車しても16分で走りきることは可能でしょう。
ただ、前述のとおり時刻表上は17分になってしまうかもしれませんね。
以上、エアポート快特体験でした!!
羽田空港に到着し、とりあえずコーヒーブレイクがてら改札口付近の状況を観察し、次いでホームの状況を観察しました。
一つ分かったことは、空港利用客の利用列車の確認方法です。
京急を選択したと言っても、目的地が京急線内という人は比率の上ではやっぱり低いようで、大半は品川、横浜といった拠点を目指して、そこから他路線へといった移動でしょう。
駅員さんへの質問も、品川に行きますか?横浜に最初に着く列車はどれ?といった聞き方もあり、そういう意味では写真-6の列車案内の右側欄の「京急川崎・横浜方面直通列車」「品川まで途中とまりません」という表記は利用に即しているなと感じた次第です。
ホームで流動を観察してみると、品川方面・横浜方面という部分のみ確認して乗り込む人が多いなと感じました。
先発列車が先着するというのは知っていても知らなくても良い情報ですが、そういう感覚は皆さんあるようで、行きたい方面の先発列車に乗るというのが基本的な嗜好ですよね。
時間帯により、座れないと次の列車を待つというケースもありますが、たまたま観察した時間帯は立ち客が出るまでの利用が無かったため、良い感じの利用率で各列車出発していきました。
品川方面はエアポート快特のほうが分担時間が長いためか利用率が高かったです。
空港線各駅の利用で京急蒲田付近ではエアポート急行のほうが混んでしまうかもしれませんが、バランスは良いと言えるのかなぁ。
新設の横浜方面エアポート急行も適度に利用があり、8両化の効果ありです!!
個人的に大鳥居で編成が短いため走る必要が無くなったのが大きいなと思ったりして(笑)。
このあとは、今回高架切換が実施された区間の確認と各駅施設のチェックを行いました。
詳細は後日報告するとして、率直な感想を。
まず、何と言っても高架橋区間は新鮮です♪♪
何しろ切換口付近以外は構築中の状況が殆ど見えなかったですからね。
工事が進んでいるだろうことは分かりましたが、実際目で見ると、興奮します(笑)。
下り線の高架化は2年後と、まだ若干時間がかかりますが、施設自体は構築できる部分は軌道等も含めて構築してしまっているようで、糀谷~京急蒲田間は写真のとおり、あたかも完成しているかのようです。
この3階へ進む高架線を進むと、また違った興奮がありそうですね♪
京急蒲田駅だけ先に軽くコメントをば。
いやぁ、予想通りの構造と言えばそうなのですが、やっぱり複雑ですね。
といっても迷路的な複雑さではないので、一旦理解してしまえば分かるかなぁといったところかな。
キモは「出口用の階段」と「ホーム間移動の階段」を間違えないことかな?と思ったり。
すべて下に降りる階段なので、ちゃんと出口用、乗り換え用の表記はあるものの、何となく直近の階段を降りてしまいそうなんですよね。
誤った階段を降りてしまうと、地平レベルを超えて地下通路まで降りて乗り換えることになってしまいますので、そのあたりを如何にソフト・ハード両面の案内で対応するかがポイントでしょうね。
空港線内の制約等支障があったのは別として、京急蒲田で積極的に乗り換えさせないダイヤパターンにしたり、横浜方面直通列車の快特増結運転を止めたのは、京急蒲田の構造を踏まえている部分はありそうだなと感じました。
最後に品川駅の状況をチェックしてみました。
エアポート快特が京急蒲田を通過するようになることから、案内関係がどうなったのかを見たかったのですが、一番の変化は羽田空港方面時刻表に羽田空港行のみを記載することにした点でしょうか。
旧ダイヤでは、本線快特を利用すると京急蒲田で急行もしくは横浜方面からの特急に乗り換えられることから、本線快特も記載して、利用可能本数の多さをアピールした感じになっていましたが、前述の京急蒲田の構造上、乗り換えは積極的には示すのを止めたようです。
京急蒲田駅の構造を見ると、当面は仕方ないところでしょうね。
以上です!!