2010年7月11日京成線工事調査(2) 空港第2ビル駅ホーム編
2010年7月11日に京成線の高砂、空港第2ビル、成田空港駅の工事調査をしてきましたので、複数回に分けて報告したいと思います。
その(2)として、空港第2ビル駅のホーム階の状況です。
来週にスカイアクセスが開業することから、いよいよ最終形態になりつつある空港第2ビル駅です。
列車停車位置も7月3日より変更され、ホーム中央部には分離柵が設けられ、スカイアクセスとの分離を踏まえた施設的改修が進められていました。
そのあたり写真でご説明していきたいと思います。
スカイアクセス開業後のラッチ分離、系統別停止位置、エスカレータ、エレベータ位置などが示されています。
改札の出場、入場は若干複雑なレイアウトの駅ですので、そのあたり示されていますね。
7月3日の停止位置変更により、スカイライナーが一般列車と同様に京成成田方に停車することになりました。
そのため、ライナー系の発車案内を示す案内版が新設されています。
むろんスカイアクセス後の表記になっているため、シティライナーの部分をスカイライナーシールで覆っています。
発車番線もですね(3番→1番)。
ライナー系停止位置変更に伴い、ライナー系の乗車位置目標明示が壁面下部部分に設置されていました。
また駅名票も左上部分が目隠しされていますが、スカイアクセスと同様に系統表記がなされているものと思われます。
京成本線系統とスカイアクセス系統が2両分ラップする中央部の状況です。
7月3日の停止位置変更により、暫定的に京成本線が8両分停止できる位置に仮のフェンスを建てています。
写真-1の掲示から、7月17日には正規の位置に分離柵が設置されるものと思いますが、そうなると京成本線は分離柵より2両分がスカイアクセス側にはみ出して停車することになります。
その対応のためか、一般列車のドア位置に相当する6箇所に「ご乗車案内版」という名称の案内版が設置されていました。
まだ運用が開始されていないので、どのような表記がなされるのか分かりませんが、LED表示が2段あるため、京成本線系統なので乗らないでね的な表記がされるのではないかと思います。
京成本線系統とスカイアクセス系統の停止位置が上り線と下り線で若干異なっているため、上りホーム新設時に設けられた連絡通路のうち1つが両系統を繋ぐ形になっていました。
その処理がどうなったのか確認してみたところ、簡易的な設備ではありますが、壁およびドアが設置されていました。
今後上りホーム延伸の可能性を考慮して、せっかく作った連絡通路(構造的に安易に作れない)は維持しておこうという事なのかと思います。
分離柵という表現がどういう構造か分からなかったのですが、腰あたりまでの高さの柵でした。
とりあえず手前に仮のグリーンフェンスがありますが、開業時にはなくなるでしょう。
分離柵付近から成田空港側を望むと、スカイアクセス側のホーム状況が確認できます。
既に駅名票などがスカイアクセス用になっており、全体的にオレンジの色合いになっていますね。
人の入らない場所ですので、明示の隠しもなく、最終系が確認できてラッキーでした!!
明日のその(3)でコンコース部について報告します。