2010年7月19日成田スカイアクセス開業時施設調査(4) 京成上野編
2010年7月19日に成田スカイアクセスに乗りました!!
その際に確認できた主要駅の開業段階の施設状況についてコメントしたいと思います。
ラストその(4)として、全面改良された日暮里の影に隠れた(?)京成上野駅です。
オイラ京成上野駅の雰囲気好きなんですけどねぇ~・・・
以下、コメントです!!
ぱっと見た感じは特段変化が無いようにも感じますが、よく見ると、案内版は新しいものになっており、京成線のりばの右側に成田スカイアクセス線という文字がオレンジ色のアンダーライン付きで書いてあります。
スカイアクセス=オレンジというスタンスは一緒ですが、文字自体がオレンジというのは見づらいという判断か、時刻表などオレンジアンダーラインというタイプは結構あるようです。
改札口を入ると、左右に2台ずつ、計4台のLCDが並んでいます。
スカイアクセス開業前は一方だけが使われていたので、系統別表記だろうと思っていたら、料金要不要別の表記でビックリ。
左側が一般列車用で、右側がスカイライナー、シティライナー、イブニングライナー用です。
日中時間帯ですと、ライナー系はあわせて毎時3本運転なので、3列車表記の案内版にはスカイライナーとシティライナーが一緒に表示されることになります。
この例ではシティライナーが成田までしか行かない列車なので、成田空港まで表記されていませんが、表記形態は想像できますよね。
いずれも系統だったり料金関係だったり注意書きが記載されています。
シティライナーはそのため船橋の位置が起点側に寄っていますね。
上部部分にスカイアクセスと京成本線系統の表記が記載されました。
スカイアクセス系統の成田空港に対して、京成本線系統の成田空港の文字が小さいのはスペース、バランスの関係でしょうか?
どう考えても実質的な代表列車は本線系統の特急なんですけど、今後を見据えているのでしょうかねぇ・・・
LCD部分は成田空港行のみ経由欄に経由が表示されていたり、行先部分の左側に船橋経由という表示がありますが、アクセス特急が無いと以前とあまり変化が無い感じです。
京成上野駅の4つのホームは基本的な使用方法のパターンはありましたが、番線固定までは出来ない状況でした。
それはスカイアクセス系統のスカイライナー、アクセス特急が設定されても同様ということなのでしょうか、1~4番線を京成本線、スカイアクセスで割り当てることなく、全線どちらの系統も設定される形になっています。
案内版を見ると、それでも運転形態を考慮した部分があり、例えばこの1・2番線の表記では、シティライナーの記載がありません。
シティライナーは3・4番線側固定のようですね。
基本的に1・2番線側と同様の表記ですが、前述の通りシティライナー部分の表記があります。
乗車口の案内としてライナー系の号車案内があります。
コンコースからホームへの階段がちょうどホームの中間あたりにあるため、最短距離で誘導するためでしょうか。
前述の通り、番線で系統は固定していないため、案内版にはオレンジ色のスカイアクセス、灰色の京成本線が併記されています。
この調査時間帯は1番線が京成本線系統の特急、2番線がスカイライナーということで、実質空港アクセス専用ホームかのようになっていました。
アクセス特急の存在はあるものの、実質的にスカイライナー利用者がスカイアクセス系統利用というのが主たる流れなのかなぁと思ったり。
京成上野駅の特徴として、ホーム上の時刻表が対象ホーム発車列車だけ記載されているというのがありましょう(他の駅も同様の例はあります)。
上部にスカイアクセス、京成本線両系統である旨の記載があり、その下に時刻表があります。
となりには系統説明のポスターが貼ってありますね。
コンコース内のLCD案内版が系統別ではなく一般列車・ライナー別である旨、報告しましたが、コンコース外のものについても同様でした。
こちらは停車駅案内図がなく、列車案内のみ2つ並んだ形になっています。
改めて見ると、一般列車のほうには列車種別が具体的に書かれていますね。
スカイライナー系統はアクセス特急、京成本線系統は快速特急、特急、快速、普通となっていますが、今後変わることは無いのかな?
まぁステッカーで軽く修正できるか・・・
ライナー券の窓口と併設して券売機があります。
シティライナーは窓口でお求めくださいという表記があるので、シティライナーのライナー券は購入できない設定になっているのかな?
上部のLCD画面には一般列車を含めた成田空港行列車が表示されていますが、4列車表示だとやや分かりにくい印象を受けるかも。
ただ、ライナーを理由するかしないか決まっているなら、それほど悩む必要は無いかなぁ。
実際のところ、ダイヤを見てライナーを使うかどうか決める人ってどれだけ居るのでしょうか?
丁度良いのがあるならライナーという考え方もありそうですが、スカイライナーがスカイアクセス経由になり、所要時間差が広がったため、丁度良いのが無くても結局スカイライナーというケースが多いような気がするんですよね。
もうしばらくしたら利用状況の調査がしてみたいところです!!
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7月19日調査シリーズはこれで終了です。