京成線博物館動物園駅に遭遇する!!
なんやかんや忙しい日々を過ごしております。
今日は非番でしたが、やることがあったので帰宅は15時過ぎ。
実質寝てないからフラフラ・・・
すぐさま帰って爆睡といきたかったのですが、所要があったもので、こんな日に限って炎天下の中上野界隈を徒歩移動しました。
本当は電車で移動しても良かったのですが、乗り換えが複数回あったため何となく寝てしまいそうだったので、歩いたのです。
ところが、その結果意図せず京成線の廃止駅、博物館動物園駅に遭遇したから、「ネタ的」には結果オーライな感じでしたね。
かなり特殊な駅であったことは理解していましたが、こうして実物を見るのは初めて。
その圧倒的な存在感は、後で情報を仕入れたくなるほど!!
ってことで、建物状況報告と、博物館動物園駅について少々コメントしたいと思います。
駅舎の正面部分左側に博物館動物園駅であったことを示すプレートが掲示されています。
規模が規模なのに、国会議事堂の中央部分に似た、こんなに立派な構造なのか?という疑問が浮かびますが、皇室用地であった帝室美術館(現東京国立博物館)敷地内に建てられることになったためのようですね(wikiより)。
地下駅という構造とこうしたロケーション上、手を加えにくかったために、廃止という流れになってしまったのは、趣味的に見れば残念なところであります。
入口部分は壁と扉で覆われており、中の状況は完全に分からない状況になっています。
閉鎖している壁とドアは建物のデザインを考慮して凝った構造にはなっていませんが(廃止駅にそこまでコストかけれませんしね)、既存の建物部分を極力残した形にしており、最大限の配慮がなされていることは伺えました。
側面の入口、そして左側は下り階段部分に相当する場所でしょうか。
側面の入口も前面と同様に壁で覆われていますが、よくよく見ると連結送水管送水口になっているようで、現在は現在なりの状況といったところでしょうか。
建物自体今後も維持していく状況と捉えることも出来そうですね。
せっかくの時代的建造物ですし、周囲の施設との調和も取れていることから、何とか維持してほしいところです。
ところで、なぜ「博物館動物園」という駅名なのか?という基本的なことを改めて考えました。
博物館は近隣施設なので分かりますが、動物園て近いかな?とね。
wikiで調べたら、元々駅が出来た時は上野動物園の正門が近かったようですね。
その旧正門はたまたま徘徊ルートで気になった施設という事で撮影してました(笑)。
確かに博物館動物園駅が最寄と言っても良い位置でしたよ!!
写真-5:廃止(営業休止)直前のダイヤをチェックしてみる!!
博物館動物園駅が営業休止したのは平成9年4月1日でした。
その直前の停車状況はどうだったのか、改めて確認したくなったので、直前の時刻表で調べてみました!!
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<下り列車>
07時 10 19 27 36 40 47 58
08時 02 08 20 28 38 48 59
09時 10 16 30 45
10時 02 10 21 50
11時 30
12時 32
13時 12 20 41 52
14時 32 50
15時 12 30 52
16時 10 41 48 58
17時 07 15 23 39 50
18時 01
===================
<上り列車>
07時 07 13 19 24 35 48 52 59
08時 09 19 29 38 49
09時 00 05 21 27 47 54
10時 04 34
11時 09
12時 07 47 58
13時 18 27
14時 07 29 47
15時 09 27 49
16時 19 38 46 53
17時 00 13 26 33 43 50
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時刻表の編成両数を見る限り、7時~18時の間の4両編成が停車という原則は崩れていないようですので、決して停車本数が少ない訳ではなかったようですね。
wikiにありましたが、日中時間帯は駅員休憩時間を確保するため、停車する列車が1時間開くなんて書いてありましたが、確かに上下ともそういう間合いがあり、極端に停車本数が少ない時間帯も実際ありましたが、まぁ停車が必要な朝夕ラッシュ時は金町線直通があることもあって、本数もきちんとある印象です。
その金町線直通も、7月5日より無くなってしまう訳で、時代は動いていくものだなと感慨深い気持ちになりました。
以上です!!
散歩の続きについては、明日コメントしますね♪