2010年8月22日北総線新鎌ケ谷駅施設調査
2010年8月22日に北総線新鎌ケ谷駅の施設を調査してきました。
成田スカイアクセス開業後の北総線区間の変化が知りたく見てきたわけですが、率直な印象として京成線との重複区間になってもやっぱり北総線の駅は北総線のままなんだなぁ~という感じ。
京成がこのエリアに力を入れる必要があったと捉えたなら、もっと色々とやっているように思うので、現状については現場の施設の姿が実状を表しているんだろうなと感じた次第です。
とは言え、北総線としてアクセス特急の新設はやはりエポックメイキング的なことだとは思います。
そのあたり、各施設を見つつコメントしていきたいと思います。
新京成線とスペースを分け合っている新鎌ケ谷駅の改札口付近の状況ですが、北総線のりばという表示の右下に成田スカイアクセスの表記が追記されています。
北総線の表記がメインなのは当然として、並列表記的な感じになっているのかと思いいや、現時点では特段変化はなしといったところです。
ただ、今後施設改修やら更新やらする時は、そういった変更もあるのかなと思います。
北総線とスカイアクセスは同じ扱いの表記です。
変更必須の運賃表は「北総線・成田スカイアクセス線」という表記になっており、そこが重複区間の落としどころかなぁという感じですね。
空港第2ビル駅と成田空港駅の2駅へは、京成本線高砂経由の運賃も併記されており、当然のように選択肢から外れるような運賃差ですが、新京成線津田沼経由は表記していないのがミソかな(混乱させないという意味で)?
新京成線経由に関する注意書きはちゃんとあります。
開業下の部分に「北総線に新しい特急列車がデビュー」とあり、アクセス特急アピールになっています。
開業に関するソースで分かるとおり、北総線沿線の人にとってはスカイライナーは通過するだけの列車で恩恵はありませんから、当然と言えば当然ですかね。
アクセス特急の北総線輸送が好調になれば、空港利用が少なくとも運転頻度を高める流れも出来そうなので、期待したいところではあります。
上下別に3段表記になっています。
そのため、アクセス特急が40分間隔、普通が平均20分間隔なので、かならずアクセス特急が表示される形になりますね。
ネットで公開された公式ソースの駅掲示版です。
本文部分の赤文字の内容が、北総線内における今回の改正内容を明確に示していますよね。
開業前の時刻表がどんなだったか記憶にありませんが、この時刻表を見る限り、京成線のもの同じタイプですね。
アクセス特急はオレンジ色で、都営浅草線内通過有無は緑色の飛行機マークの有無で区別しています。
以上です。