2010年10月4日JR武蔵野線吉川美南駅付近工事調査
2010年10月4日にJR武蔵野線吉川美南駅付近の切換前状況を調査しましたので、報告します。
最近忙しくてアンテナが低く、通勤時にJR車内の掲示で武蔵野線の新駅(吉川~新三郷間)の工事が着々と進んでいること、その新駅が「吉川美南」と決まったことをやっと知ったりして・・・
最近武蔵野線乗ってなかったからなぁ・・・ 常磐線ばっかり(汗)。
という事で、お休みだけど午前中仕事もどきをした先日、TX秋葉原駅とセットで南流山経由でチェックした次第です。
あくまで両切換口間の範囲ですが、ざっくりコメントしたいと思います。
現行線路が直線部分に切換口が設けられています。
新駅は2面3線タイプの駅という事ですが、配線を見る限り府中本町方面の線路を膨らませて2面3線化するようです。
左側に切換える新線が構築されており、既存線ぎりぎりまで構築が完了しています。
奥には中線への分岐も既に設置されており、今回の切換は現在線を新線に繋ぎ変えるということのようです。
移設端部付近のみバラストが袋詰めになっており、そこから手前の線路を曲げていくのでしょう。
中線への分岐状況です。
あくまで本線側が直線になっており、分岐はホームに対してギリギリの配置という印象。
武蔵野線の折り返しが出来る構造という事ですが、貨物関係の運用は考慮していないようですね。
新設されたホームですが、近日切換えられる本線部分はホーム端部まで施工を終えており、その手前にフェンスが設置されています。
これは、切換後も営業線から離れた場所で工事を進めていくため、営業線から離れている現時点で切換後を想定して仮設物を構築しているものと思われます。
他路線の改良でもよく見られる状況と言えます。
電架柱はホームにかからない部分は最終構造を構築していますが、ホーム部分は仮設になっています。
これは、ホーム部分の電架柱が駅施設の構造と連動しているからではないかと思います。
ちなみに西船橋方面のホームはまだこれからといった状況でした。
中線部分を先行構築して、しばらくは中線を使用して営業線から離れたところで一気に施工するなんてパワープレーがあったりするのでしょうか?
吉川方の切換口も直線部分を曲線に変更する形になっています。
新三郷方と同様に、新設線の中線への分岐は既に設置されており、単純な軌道移設が切換で行われる模様です。
切換口の軌道移設範囲はバラストが袋詰めに置き換わっていました。
となると新三郷方も同様の置き換えが行われるかもしれませんね。
簡単ですが、以上です!!