2010年11月20日

京浜東北線2010年12月4日改正ダイヤを分析する!!

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 先日購入した東京時刻表12月号を眺めてみました。

 とりあえず通勤に関係する路線をチェックして、特段影響は無さそうだなぁ~とパラパラめくっていたら、京浜東北線の日中時ダイヤが変わっていることに気づきます。

 どうやら平日だけのようですが、日中時の運転本数が毎時12本から11本になっています。

 最初、その意味合いが良く分からなかったのですが、中央総武緩行線が現行そういうダイヤ(平日毎時11本、土休日毎時12本)ですし、利用状況を踏まえた効率化というセンをにらみつつ、ひょっとしたら縦貫線施策を踏まえた部分もあるのかもしれないなと思ったり。

 そのあたりはこれ以上考えてもよく分からないので、ダイヤがどう変わったのか?という部分を掘り下げておきましょう!!

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図:京浜東北線(南行)12月4日改正ダイヤ

 毎時11本運転ということですが、よくよく見てみると、5分間隔の時間帯が30分、6分間隔の時間帯が30分続くという、なんともテストダイヤのようなパターンです。

 5分間隔の時間帯は現行ダイヤと同様なので、6分間隔部分が単純に間引きされたという事になりますが、その影響が本数の少ない大宮~南浦和間、磯子~大船間で極力出ないようにしていることが分かります。

 今回削減した1本が南浦和~蒲田間系統なので、この列車の前後を走る大宮~大船間系統は通常ならば6分間隔の続行になりますが、途中駅で時間調整を入れることで、大宮口では7分、大船口では8分間隔になるようにしています。

 この前後も多少の時間調整をすることで、12分間隔になるケースは大宮口で1時間に1回、大船口では無しと、極力現行の10分間隔に近づけていますね。

 横浜線のダイヤにも多少なりとも影響を与えてしまっていますが、若干の時間調整で何とかダイヤを成立させている印象です。

 ここまで頑張るという事は、やはり減便は何かしらの理由があるのかもしれませんね。

 利用が少なくてという事ならば、おおっぴらに言わないにしても、ダイヤそのものは開き直ってもっとざっくりした形になりそうですし・・・

 次回のダイヤに注目です!!