写真－１：桜上水下りホームＬＥＤ案内板状況

　中段の回送が笹塚から回送されてくる列車です。

　桜上水の下高井戸方にある引上線に入線する形になっているため、配線上本線側に入れる必要があるということです。

　後続の急行橋本行の入線にこの回送引上げが支障しないよう、急行を副本線側に入線させる変更が行われている事がわかります。

動画－１：下り本線から下高井戸方の引上線に進む状況

　下りの回送は準特急の後追いスジで桜上水まで設定されました。

　準特急＋快速のパターンでは、準特急と快速の間が詰まっているので、回送スジは設定できません。

　準特急＋急行のパターンでのみ、両列車間に設定できるのです。

　桜上水の到着は準特急通過の2分後でした。

　折り返して引き上げるための運転士さんがホームにて待機し、到着から33秒で折り返す様はなかなかのものでしたよ!!

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　桜上水本線到着(10:19:31)　→引上線に向かって出発(10:20:04)　→　引上線着(10:21:14)
　※調査列車は動画とは一致しません
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

動画－２：引上線から上り副本線に入線する状況

　引上線にて約９分待機した後、直接新宿方面に進めないため、上り副本線に入線します。

　１０分おきに普通が準特急待避で副本線を使用するので、普通が抜けた後入線し、次の普通が入線する直前に出発というダイヤになっていました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　引上線出発(10:10:00)　→副本線到着(10:11:13)
　※調査列車は動画とは一致しません
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

動画－３：副本線から上り方向に回送する状況

　下りと同様に急行と準特急の間にしか回送スジが設定できないため、急行の直後に出発するパターンでした。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　上り副本線出発(10:13:20)
　※調査列車は動画とは一致しません
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　以上です!!