山形・宮城乗りつぶしの旅
三連休の中日の今日は相方の実家に行く日でした。
親戚が集まる機会ということで、相方と愛娘は一昨日のうちに仙台入りしていました。
オイラは今日の夕食に間に合うように到着すれば良いという、お疲れモードに対する配慮があった訳ですが、こんな機会をノンビリ過ごすのは勿体無い!!
せっかく仙台に行くならば、趣味、趣味ですよぉぉ~♪♪
最近久しく行っていなかった「乗りつぶし」がしたく、ウィークエンドパス(旧土・日きっぷ)範囲の中の未乗区間を確認したら、左沢線と石巻線の前谷地~女川間に乗れそうだったので、昨日の夜行程を一気に作成しました。
ふっふっふ、朝一番の「つばさ」に乗ればOKっぽいです!!
って事で本日の旅、始まり始まり♪♪
写真-1:山形県内はまさに銀世界!!
朝一番の「つばさ」はトップ写真で分かるとおり「やまびこ」と連結しない単独運転なのですね。
こんな時間に山形新幹線に乗ることは無かったので知りませんでした。
短編成でもドア位置の関係で停車位置はいつも通りの終点方部分になります。
ブログ用写真が撮影したくホーム中央部に居たら、思いの他早く出発ベルが鳴り、急ぎ足で車内に駆け込みます。
おお、車内は新庄行ということもあってか、なかなかの利用率です。
指定席を確保していたのですが、隣の座席は埋まっていなかったので、だらっと座りつつ景色を眺めていました。
いつものパターンだとすぐに寝て目的地近くまで意識が無くなってしまうところですが、今日は雪景色の板谷峠が見たかったので、福島までガッツリ寝て、福島からはバッチリ外の景色を眺めました。
幻想的な雪景色の中、急勾配を進む様はなかなか良いですね。
土木屋的に鉄道施設として萌えるエリアですが、今日は3割増しで萌えます(笑)。
米沢を過ぎてからの平坦区間も窓の景色は真っ白けで、正に銀世界といった状況でした!!
写真-2:山形駅から左沢線に乗る!!
山形駅から左沢線に乗って終点左沢を目指します。
運転本数は1時間から1時間半程度の間隔で設定されていますが、日中時間帯は寒河江行が多く左沢まで行く列車が2~3時間空いていたりして、朝1番のつばさに乗ったのも山形発9:31の列車に乗りかたったからです(次の列車は12:10・・・)。
ローカル線の中では運転本数が多いほうだなぁとは時刻表を見て思ったのですが、沿線も住宅地が見えたりして、それなりに利用が見込める状況にあるのだろうなとは思った次第です。
2両編成の車内は座席が3割程度埋まっている状況でしたが、北山形ですれ違った上り列車は座席が埋まる程度乗っていましたね。
その客層も高校生以下と高齢者といった、ローカル線のよく見られる状況でした。
写真-3:左沢駅に到着!!
寒河江の読み方が「さがえ」であることを知り、一つ賢くなったところで終点の左沢に到着。
併設して交流ステーションがあることもあって、なかなか立派な駅舎でした。
全景を撮影しようかと思いましたが、駅前に大雪の塊があって断念(苦笑)。
寒河江~左沢間を乗ってみて、確かに寒河江までと比べると閑散とした雰囲気は感じなかったので、日中時に極端に寒河江~左沢間の輸送力を調整する必要があるのかなぁ・・・なんて考えましたけど、そこはやはり利用状況あってこそのダイヤなのでしょうね。
再び山形まで乗りましたが、寒河江まで閑散としていた車内が寒河江一駅で一気に座席が埋まったのを見て、ああなるほどと思った次第です。
写真-4:仙山線を使い仙台へ!!
山形駅から仙山線を利用して仙台を目指しました。
左沢線からは同じホームでの乗り換えでしたが、冷え込みが凄まじかったのでコンコースでヌクヌクしてみたり(笑)。
相方にお土産を何か買っていこうか?と連絡したところ、「のし梅」ってのがあるらしく、駅構内でチョイス♪
梅干嫌いのオイラには関係ないお菓子ですな・・・
仙山線は何度も乗っている線なので、睡眠時間に充てさせていただきましょう!!
写真-5:東北本線、石巻線を乗り継ぎ女川へ!!
仙台駅から仙石線に乗り換えて、多賀城駅の高架工事を見てから石巻乗換えで女川を目指そうかと思っていたのですが、よくよく考えると、小牛田から前谷地までは気仙沼方面に向かった際に乗ったのですが、前谷地から石巻間は未乗・・・
帰りも仙石線(相方の実家が仙石線沿線)なので、このままでは、変なところに未乗区間が残ってしまう・・・ということで、急遽コースを変更。
幸い、小牛田乗り換えでも予定していた時間に女川に到着することが分かって一安心。
多賀城駅はまた別の機会に見れば良いかなと(まだ完成していないしね)。
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小牛田駅から石巻線に乗り換えます。
非電化路線という事で、味のあるディーゼル車が停車しています。
車内は閑散としていましたが、4両編成という長さにびっくり。
石巻到着後に2両と2両に切り離し、一方が女川行、一方が小牛田方面に戻る運用になるほどと思った次第です。
フレキシブルに運用していますね!!
写真-6:乗り換え時間を使って石巻駅で休憩
上記の運用のためか、石巻で40分ほどの乗り継ぎ時間がありました。
駅施設が石ノ森章太郎ワールドと化していたので、駅周囲や構内施設を見るだけでも観光という感じ。
トイレの案内看板までですから、なかなか拘っていてグーです!!
とは言え、雪が舞う状況だったこともあり、すぐさま構内喫茶店でコーヒーブレイクする貧弱なオイラ(笑)。
写真-7:女川駅に到着!!
さて、目的地の女川を目指します。
行ったことは無いけれど、何となく半島の先っぽみたいなイメージを持っていました。
石巻を過ぎたら、きっと海が見れるのだろうなと思っていたら、逆に離れる方向に進んでいきます。
すかさずiPhoneで地図を見ると(面白みが無いからなるべく見ないようにしてるんですが)、周囲の地形上、山を避けた線形にしているようですね。
すぐさま90度曲がって海の方に向かいました。
沢田からは海(といっても内湾)に沿って進んでいく感じで、なかなかの景色です。
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女川駅の手前で再び山間部を抜け、予想よりも海っぽくないところが終点。
女川湾を前方に望む感じのロケーションで、頭端式ホームの先にはモダンな駅舎がありました。
一定の利用があるのか、決して利用が多いという事では無いのでしょうが、バリアフリー施設の工事をしていたのが印象的でした!!
写真-8:石巻駅から仙石線に乗ってフィニッシュ!!
女川駅から再び石巻に戻り、仙石線で仙台方面を目指します。
夕方という事もあって、車内は結構な座席の埋まり具合です。
ただ、仙台方面の利用というよりは、矢本までの所謂各駅停車区間での下車(乗車もあり)比率が高いですね。石巻付近の短距離利用があるんだなということが分かった次第。
少し前の快速の停車駅パターンが沢山あった時も、矢本~石巻間通過列車ってほんの一部だったのも利用に沿った設定だったのでしょう。
またまた睡眠時間の確保をしつつ、気づけば多賀城も通り越していました(苦笑)。
無事、小鶴新田駅で降りることが出来、相方の実家に移動!!
夕食には何とか間に合った感じで到着しました。
どこに行っていたのか?と聞かれ、左沢と女川と言ったら親戚中に笑われました(笑)。
良いんだ・・・
おつかれ自分♪♪