名鉄・近鉄時刻表をゲットしました!!
日曜出勤が終わったあと、楽器修理と時刻表ゲットのため、御茶ノ水・神保町に繰り出しました!!
楽器修理は約1ヶ月とのことで、まぁ何とか乗り切れるかなといった感じかな。
その後、いつもの書泉グランデで3月26日改正の名鉄時刻表と3月11日改正の近鉄時刻表をゲットしたので、簡単にコメントしておこうと思います!!
==========
<名鉄時刻表>
前回の改正が2008年12月27日でしたので、2年少々といったタイミングでの改正となります。
名鉄は公式で改善・改悪の部分をきちんとしめしてくれるので分かりやすく、改正ポイントは示されているとおりかなといった感じですね。
1)朝時間帯のミュースカイ・特急の運行形態変更とそれに伴う整理
2)輸送の見直し(削減・ワンマン運転拡大等)
3)最終列車繰り下げ
-----
1)については、空港輸送をするがために各線区に割いていたリソースを必要最低限にし、各線区にとって整理の観点を含めて理想の形にしたという印象です。
結局のところ、空港輸送のメイン区間は名古屋~空港間で、特別者利用者は大半がミュースカイを利用していたということなのかと感じます。
結果として新ダイヤでは8時台までの一部特別車特急を無くし、補填として快速急行を投入する形になったようです。
この変更により、一部特別車のリソースを本線に割り当てることが可能になり、ソースに記載されているとおり本線や犬山線の増発という形になりましたね。
その増発も単純な増発ではなく、特に岐阜側が顕著ですが、停車駅増による下位優等の削減も見られるようです(詳しくは見ていません)。
商品として魅力のある一部特別車特急の注力し、下位優等の快速急行・急行が間引かれるという図式は今後も進んでいくのかなぁと思ったり(以前から思っていますが・・・)。
-----
2)については、昨今の情勢を見る限り仕方ない部分があるのかと思います。
とは言え、ソースの記載が「利用客が少ない区間」ではなく「乗車効率の低い区間」とありますので、すでに鉄道輸送として最低限確保している線区にメスを入れるというよりは、もう少し本数の多い区間を下げるニュアンスを感じますね。
まずはソースに書いてあるとおり、日中時間帯の岐阜口のミュースカイが削減となりました。
もともと特急が頻繁に走る区間でしたので、対空港利用以外では利用し辛い列車でしたから、利用が少ないというのは本当にそうなのでしょう。
次に、河和・内海線系統の特急の日中時間帯における一部特別車運行を全車一般車運行に切り替えました。
以前は全車特別車で犬山線との直通運行を行っていましたが、運転区間短縮、一部特別車化が進むにつれて、特別車の利用率が下がっていったということなのでしょうか。
前ダイヤでは、運行区間を河和口に集約していましたが、それでも利用が見込めなかったためか、新ダイヤで全車一般車運行になったのを期に半数が内海行になりましたね。
あわせて特急の富貴~内海間において特急が各駅に停車するようになり、区間普通を削減しました。
これは富貴~河和間も同様で、富貴以遠は毎時4本から3本に削減されました。
こういった部分が2)の事柄なのかと思います。
-----
3)については、よく頑張ったなぁというのが率直な印象です。
かねてより、リソースの選択と集中感はありましたけど、それは線区という概念だけではなく時間帯についても同様で、勝負できる時間帯は頑張ってきたフシがあります。
よって、早朝深夜帯に手を入れるのは、一番やりたくないところかとは思うのですが、朝ラッシュ時の改善とセットという捉え方で、名鉄を選択してもらうようにしたという事ならば、それは評価すべきところかと考える次第です。
==========
<近鉄時刻表>
毎年定期的にダイヤ改正してくれて、時刻表も発行してくれるのが有難い近鉄です。
ただ、ここ数年は輸送実態に見合った輸送効率化・削減が目立つ形で、正直「ダイヤ改正」という言葉が合わなくなってきているのも事実であります。
前回の2010年3月19日改正で特急・一般列車とも運転区間の短縮・削減が行われ、特に一般列車については50本以上の削減という大幅な見直しでした。
今回については、そこまでの規模ではありませんでしたが、同じ線区でさらに削減している例もあるようです。
一方で前回の見直しした部分について実績を踏まえた見直しも行ったようで、多少の増発や運転間隔の見直しが行われているようですね。
なかなか厳しい状況だなぁというのが率直な印象です。
-----
以上、公式ソースを見つつ、ざっと時刻表を見ただけですが、個人的な感想でした!!