2011年5月13日

2011年5月7日JR嵯峨野線施設調査(2)

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 2011年5月7日にJR嵯峨野線の複線化施設の調査をすることが出来ましたので、2回に分けて報告したいと思います。

 その(2)として、円町~嵯峨嵐山間の3区間です!!

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動画:JR嵯峨野線京都~嵯峨嵐山間複線化工事区間完了状況確認前面展望

<円町~花園間>

 円町~花園間も既に複線区間ということで、特段施設的改良箇所は見られませんでした。

<花園~太秦間>

 花園~太秦間については、複線化と高架化が行われたようです。

 関係資料を検索してみたところ、平成17年度に仮線化、平成19年度に高架化、平成21年度複線化とのことで、高架橋の色合いからみて現行で言うところの下り線部分の高架橋を先行して構築して高架化し、続いて上り線部分の高架橋を構築して複線化という流れになりますね。

 もともと単線だったことから、アプローチ部分の線形が綺麗な直線だったりして、複線区間の高架化とは少々異なりますね!!

 高架橋区間を抜けた太秦駅付近の地上区間については、上り線側が新設軌道であることが読み取れます。

<太秦~嵯峨嵐山間>

 太秦~嵯峨愛子山間についても、花園~太秦間と同様に複線化と高架化が行われたようです。

 施工手順は同じで、仮線化が平成18年度、高架化が平成20年度、複線化が平成21年度となっており、若干時期ずれしつつも同じタイミングの施工だった模様です。

 高架区間手前部分で線路が1線ぶんずれる形なのは用地の関係でしょうね。

 嵯峨嵐山は2面4線化の工事も行われたため、構内の配線変更は工事進捗にあわせて実施したようですね。

 簡単ですが、JR嵯峨野線については以上です!!