2011年5月7日JR奈良駅施設調査(3) 駅掲示物編
2011年5月7日に高架化されたJR奈良駅の施設調査をすることが出来ましたので、3回に分けて報告したいと思います。
ラストその(3)として、駅の掲示物の状況です!!
まずは停車駅案内図です。
JR西日本の路線はアーバンネットワークで各路線にカラーが割り当てられており、列車種別のカラーはその割り当て色の濃淡という表記になっているのが特徴ですね。
大和路線は緑系統で大和路快速、快速と区間快速、各駅停車の3列表記におおさか東線直通の直通快速がブルーで追記されています。
表記区間の快速と区間快速の停車駅差が無いため同列扱いになっていますね。
奈良線については茶色から黄土色の色合いでみやこ路快速、快速、区間快速、普通の4列表記です。
大和路線は「各駅停車」、奈良線は「普通」と各駅に停車する列車の表記が異なっていますね!!
時刻表の表記については優等列車がラインカラー色、普通・各駅停車が黒で示されています。
優等の区別は四角枠囲み、白抜きなどで行っています。
ダイヤが15分サイクル、30分サイクルで分かりやすくなったこともあり、特に日中時間帯はスッキリした表記になっていますね!!
コンコース階のLED案内板は、大和路線の加茂方面、天王寺方面、奈良線、桜井線で4つが並べられています。
方面と番線配置を考慮して、上り方面5番線側から大和路線加茂方面、奈良線、大和路線天王寺方面、桜井線の順番になっています。
いずれも4列車表記になっており、日中時間帯だと1~2時間帯の表記となりますね。
ホームLEDは設置されているホーム両側の列車を表記する形になります。
4・5番線だと大和路線の加茂方面と奈良線になりますね。
1番線は桜井線のホームですが、2・3番線が両側ホームの構造で、大和路線の天王寺方面列車が2番線側のドアも開けて桜井線からの乗り換え利便性を向上させています。
そういった特状からか、LED案内板は1番線を基本としつつも、2番線側の大和路線列車を表記しています。
上記の2番線の運用ですが、実際2番線側のドアを利用している人も見られましたので、なかなか工夫された運用だなぁと思った次第です。
この運用について、案内面でそれほど詳しく説明している感じは無かったのですが、分かっている人は分かっているようでした。
以上、奈良駅の施設調査報告でした!!