2011年5月16日

2011年5月7日JR奈良駅施設調査(2) コンコース階編

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 2011年5月7日に高架化されたJR奈良駅の施設調査をすることが出来ましたので、3回に分けて報告したいと思います。

 その(2)として、コンコース階その他駅周囲の状況です!!

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写真-1:旧駅舎は奈良市総合観光案内所に!!

 旧駅舎ですが、建物全体をスライドさせた上で保存される形となりました。

 まぁ確かに歴史的価値がありますよね。

 奈良市総合観光案内所として良いロケーションにありますので、駅付随施設として今後も活躍していくことでしょう。

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写真-2:地上部分平城山方を望む

 奈良駅の高架化は大和路線(奈良線)部分を先行し、桜井線を後に行う2段階切換でした。

 よって高架橋全体が構築できる段階では地上部分は桜井線の仮設備が設けられる程度のスペースが残る形になります。

 高架化完成後は、桜井線仮設備も撤去されているため周囲は最低限のヤードを残すのみです。

 平城山方は旧駅舎から繋がる旅客通路関係が最後まで残っていたかと推測しますが、現時点では若干の更地が残るのみでした。

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写真-3:地上部分郡山・京終方を望む

 続いて郡山・京終方ですが、こちらは桜井線のホーム施設があった側ですので、更地スペースもやや広くなっています。

 今後駅前の再整備が行われていくものと思われます。

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写真-4:コンコース・ラチ外部状況

 コンコース・ラチ外付近状況です。

 柱部分は木材テイストの外装材で覆われ、天井部分もお寺のようなデザインで、古都奈良らしい雰囲気になっています。

 やはりこういう部分はこだわらなければいけない駅ですよね!!

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写真-5:改札口全景

 改札口は高架橋の柱を避けた2箇所に配置がなされています。

 上部にはLED案内板が配置されていますが、あまり派手な感じになっていないのは意図的なのかなと思ったりです。

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写真-6:券売機全景

 観光地駅ということもあり、券売機は比較的多めで6台+特急券券売機1台の計7台配置となっています。

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写真-7:コンコース・ラチ内状況

 改札口を入ると、すぐにホームへのアクセスルートがあるわけではなく、ある程度コンコースを進んで折り返すか先に進む形となります。

 そのため改札口まわりのコンコースは広いスペースが確保されていますね。

 このあたりは意図した部分と施工上やむなく設計した部分ともにありそうな気もします。

 乗り換え利用もあると思うので旅客導線を考えるとこの規模で良いのだろうなぁとは感じましたが。

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写真-8:コンコース階のESC・EV状況

 改札口側から1・2番線のESC・EVを見た状況です。

 EVはコンコース階とホーム階のドアが反対側になるタイプですね。

 奥には階段も見られます。

 左側が駅舎の外側面になりますが、ガラス多用で明るくなりますね。

 比較的コンコース内がシックな色合いのデザインなので自然光による明るさを増す感じは良い雰囲気です。

 その(3)に続きます!!