2011年5月8日京阪本線八幡市駅施設調査
2011年5月8日に京阪本線の八幡市駅の施設調査をしましたので、報告します。
八幡市駅は隣の淀駅の高架化工事の進捗に伴い待避設備が不要になったことから、下り待避線を撤去しました。
そのスペースを活用してバリアフリー化工事をしたということで、その状況を確認した次第です。
以下、コメントです。
バリアフリー化工事とあわせて駅舎も改築されたため、テントのような明るいデザインになりました。
自動改札は5列でそのうち1列が車椅子対応の幅広通路になっています。
改札窓口に併設する端部改札機が視覚障害者用ルートになっていることが誘導タイルから分かりますね。
改札を入ると、右側に下りホーム階までの階段、左側に上下ホームへのエレベーター、上りホームへの連絡地下通路に繋がる階段が配置されています。
下りホームから改札口を見たアングルがトップ写真です!!
上部にはLED案内版が設置され、上下列車がそれぞれ2列車表示される形になっています。
写真-2から左側を向いたアングルの状況です。
前述のとおり、上下ホームに移動できる複層階タイプのエレベーターがホームに隣接する形で設置されています。
地下横断通路に繋がる階段は施設状況から以前から使用されていたものそのままで、エレベーターは以前下り副本線があったスペースに設けられた形となりますね。
地下連絡通路を上りホーム側に進むと、左右の階段に分かれる部分の奥に新たにエレベーターに繋がる踊り場が増設されています。
単純に増設することはもともとの階段がホーム中央にあることから出来ず、階段の副本線側壁を手前に移設して、エレベーターのスペースを確保しています。
上りホームエレベーターのホーム階状況です。
地下通路が前述のとおりなので、ホームの副本線側の離隔を考慮したうえで極力副本線側の位置というのがこの状況なのかと考えます。
基本本線を使用するホームということで、これで良いのでしょうね!!
八幡市駅は岩清水八幡宮への参拝客用の臨時改札口があり、地下連絡通路の下り線側大阪方面に通常は門扉が閉められている臨時改札口への階段があります。
その臨時改札口へ下りホームから直接いけるルートとして、エレベーター同様に副本線部分に階段が設けられました。
やはり臨時という事で手前に柵が設けられています。
報告は以上です!!