2011年5月8日阪神本線工事調査(3) 甲子園駅編
2011年5月8日に阪神本線の工事調査をしましたので、報告します!!
その(3)として仮線化工事が進められている甲子園駅についてコメントします。
その(1)でコメントしたとおり、甲子園駅の起点方部分の上り線脇に仮上り線が構築されています。
位置関係的には、現在の外側線が本線側、内側線が分岐側になるような形で仮線の分岐が設置されており、切換時にそこに線路をつなぐ形になろうかと思います。
前述のとおり、仮線の位置が現行線路より外側になるため、線路を切換えようとするとホーム端部が支障します。
そのためホームの仮施設化が行われています。
注目すべきは仮線の外側線路が現行の外側線に摺りつく線形になっていないことでしょうか。
線路の先はむしろ現行の端にある降車専用ホームになっています。
これについて、先日発表された甲子園駅リニューアル工事が関係するのかな?と思ったり。
上りホームは外側の降車ホームが廃止され、その部分に外側線を設けてホーム拡幅をするようなので、ならばこの仮線化の段階で切換えてしまいたいところですよね?
仮ホームの下で軌道敷設の準備を行えば、切換後の内側線側の仮ホーム構築も何とかできそうですし、やってしまうのかなと。
ホーム中央部分を望みます。
現行上りホームは起点方部分のみ仮ホーム化されており、上家も現行のものの上部に新たな上家を構築しているのが分かります。
その線形を見ると、内側線から仮上り線に摺りつく線形にあわせているようです。
外側の降車専用ホームは大半部分が仮ホーム構造になっていますね。
終点方の状況です。
端部付近から仮ホーム化が勧められており、手前部分も順次仮ホーム化されていくものと思われます。
なお、前述の切換時に外側線の線路を降車ホーム側にシフトさせるとすると、その先の線路も弄ることになりますが、分岐がホームに近い位置にあるため、けっこう大掛かりな工事になるような気もします。
改良後の線形を見ると、現行の分岐のままという事にはならなさそうなので、このあたりも時期が来れば動きが出てくるのかもしれません。
仮線切換時の必須事項ではないため、後で変更するのかもしれないなぁと思ったりです!!
おまけでホーム端部状況について。
阪神なんば線が開業し、車両長が長い近鉄車両を停車させるためホーム延伸を行いましたが、甲子園だけ写真のような、いかにも仮設っぽい形での対応だったのは、今回発表されたリニューアル工事があったからなのですね。
高架化工事と連動して駅改修を行っていくと思われ、オラワクワクしてきたぞ悟空状態なオイラです(笑)。
またチャンスがあったら訪れたいと思います!!