2011年9月18日東急大井町線工事調査(1) 緑が丘駅編
2011年9月18日に所用で都内に出たため、夕方から夜にかけて東急東横線・大井町線の工事調査をしましたので報告します!!
大井町その(1)として改良工事が進んでいる緑が丘駅の状況です。
大井町側から乗っていて、やけにホームが仮設っぽいなぁと思って下車したところ、予想以上に大規模な工事であることを知り、テンションが上がりました。
以下、コメントです!!
「緑が丘駅周辺地区都市再生交通拠点整備事業および緑が丘駅バリアフリー等事業に伴う緑が丘駅改良工事」という長いタイトルになっています。
事業者が目黒区と東急になっていることから、目黒区施設と駅施設を一体的に構築していくという工事であることが分かります。
完成予想図を見ると、高架橋下大井町方部分に駐輪場とトイレが整備され、駅前の歩行者通路が整備される形になっていますね。
駅施設として見ると、非常に狭い大井町方ホーム部分を自由が丘方にシフトさせて、駅昇降施設が駅中心位置になるように整備されます。
大井町、大岡山など比較的大井町方の利用が便利な駅があることからすると、ホーム位置変更は望ましいところです。
図を見る限り狭いことには変わりないようですが、現行よりは広くなるといった感じでしょうか。
ホームはほぼ仮設状態になっていますが、ある程度から先はホームじゃなくなる部分なので、高架橋の改修等別の意味で施工するための状況になっているという事でしょうか?
暗くて詳しく構造を見れませんでした・・・
谷畑下架道橋の架け替えを行うという項目が工事内容にありまして、それがこの部分に相当するわけですね。
下車していないので下部構造がよく分から無いのですが、この状況からして改修工事は順調に進んでいそうですね。
ホーム延伸のための基礎も構築する必要があり、自由が丘方のほうが工事をやっている雰囲気です。
仮設階段と書きましたが、構造がそうなっているから表現しただけで、従来の位置と同じところにあるものかもしれません。
工事計画を見ると、1人用幅のエスカレーターが1基併設されるような図になっているため、この階段がこの幅で最終的に残るとは思えない感じはします。
位置的にはホームに近い側が階段となりますが、ホーム端部からの離れを考えると、この仮設位置よりホーム側に拡幅するのは厳しそうな感じです。
すなわち階段幅はそうとう狭い部類にならざるを得ないようです。
仕方ないところですね。
バリアフリー設備であるEVは上下ホームとも完成していました。
位置的に最終位置に設置されており、かなり先行して構築したということになりますね。
現行改札口は下り線側に位置していますが、改良後の改札口は自由が丘方になります。
すなわち写真-6の右側になる訳で、仮フェンスで囲われています。
ただ、この部分はホーム延伸を含めた土木施設改修工事が行われているため、切換はもう少し後になりそうな雰囲気です。
今日は偶然の出会いだったので、また機会をみて明るい時間帯にチェックしたいと思います!!