2011年9月25日JR品川駅施設切換前現地調査
10月3日より品川駅の東海道線下りホーム12番線が使用停止となり、代わって完了工事が進められていた10番線が使用開始されることになりました。
という事で、切換直前直後を確認して切換作業内容を確認しておきたく、今回は切換直前状態の確認です。
前回、12番線が10番線に切り換わることを知った時は、この11番線自体同時に手を入れるのかどうか分からなかったのですが、こうしてバラストが一部袋詰めになっているという事は同時切換なんだなぁと確認できた次第です。
10番線側のホームを見ると、ホーム拡幅に使用する材料が配置されていますね。
最近だと横浜の横須賀線ホーム拡幅、辻堂のホーム拡幅のような形で実施する模様です。
11番線が切り換わることが分かったところで、その観点で起点方から終点方までチェックしてみることにしました。
まずは起点方ですが、現行東海道下り線から写真に見えているシーサスまでのルートは、分岐によるルート変更のみなので、切換作業としては発生しないようです。
シーサス部分については、東海道下り線から10番線、11番線へのルートのみ架線が張られた状態になっています。
軌道は最終形、電気は必要な部分だけといったところです。
前述の通り、起点方の11番線線形変更に伴いホーム拡幅が行われることが確認出来ました。
その範囲については後述する終点方のホーム延伸を考えると、隣の10番線ホーム端部と同様の位置が拡幅範囲かなと推測できます。
このあたりは切換後に確認してみましょう(比較写真として示しておきます)。
11番線の線形改良に伴い、既存ホーム位置では対応が出来ないため、終点方にホームを延伸する工事が進められてきました。
現地を見ると概ね切換可能な状況になっていることを確認。
ホーム面が仮設っぽくなっているのは、反対側の12番線側の施工がこれからなので、暫定なのかなぁと推測しています。
11番ホームの更に終点方端部に目をやると、ホーム面自体が設置されていない範囲があることに気づきました。
その先の11番線の線形変更を行い、その線形に沿ってホームを構築する必要があるため、線路に近づく側の変更は先に対応できないという事のようです。
切換時に一気に施工するようですね。
起点方と同様に、線路切換部分は切換準備が完了しています。
ホーム上家の端部柱の状況からするに、施工できる範囲が制限されていたのが分かりますね。
11番線切換で状況は変わりますし、12番線の機能が10番線にシフトするとなると、このホームの改修が一気に進みそうな気はします。
次回切換後の状況が確認できたら、追加報告しますね!!