2011年9月25日京急線工事調査(6) 糀谷後編
2011年9月25日に京急線(京急蒲田連立関連、杉田、金沢文庫)の工事状況調査をしてきましたので、順次報告していきます。
その(6)として糀谷駅の駅施設構築に関する部分の状況です!!
現在の状況としては、下り線切換に向けて上り線側の昇降設備を構築する段階であります(現在上り線が下り線側のホームを使用しているので、説明が分かりにくい・・・)。
ホーム階は終点方が未完成ですが、駅舎外観としては概ね完成形になっていることが分かります。
コンコース階からホーム階への移動は、計画図を見る限り一旦中層階に上がってから上下線別の昇降設備でホームに上がる構造のようですが、この中層階の下り線側は現行の地上線が支障するため、上り線側だけしか構築できません。
よって、下り線高架化の段階では、上り線は新設された本設改札からのアクセス、下り線は現行の改札を利用する時期が暫くは続きそうに思います。
現時点はホーム階と行先が固定できないため改札を別に出来ませんが、下り線切換後はシーサスの位置が京急蒲田方に移動するため、改札を別に出来ることからの読みですが、どうでしょう?
なお、外壁材が一部未施工の部分があり、下から覗いてみると、ホーム部分が仮材料になっていることから、開口箇所であることが読み取れます。
おそらくエレベーターが設置される部分になるものと思われ、施工を考慮して外壁仕上げ材料を取り付けていないのかと思います。
エスカレーターもしくは階段が設置される部分もホーム部分は仮材料で埋められているのが見えます。
下を見ると、中間支持位置になると思われる箇所に受け材があるなど、概ねの位置関係が分かります。
タワークレーンの設置がされているものの、ホーム部分は上家まで構築していますから、昇降設備の構築には使え無さそうですね。
一般的な方法で架設するとなると、中層階構築前のほうが施工しやすいのかなぁ・・・
まだすぐに架設する感じではないですね。
下り線側ですが、昇降設備を構築する位置が現地上線の真上であるため、下り線切換まではまったく手が付けられませんね。
下り線側の駅舎外観を見てみると、ホーム階としては出来上がっているものの、下部については地上線があることから暫定的な対応をしていることが分かりますね。
上り線側を見て分かった事ですが、昇降設備受け材が地上線の建築限界に支障するので、暫定的に上部の仮受材で上部材を支えていますね。
赤い鋼材も今後の施工を考慮して設置しているのかなぁ・・・
地上線が下り線側の柱に干渉している終点方は切換後の作業が多く残る範囲ですね。
このあたりは改札口撤去のタイミングで一気に施工していく感じでしょうか。
今後の動きも楽しみですね♪♪
以上です!!