2011年9月25日京急線工事調査(8) 金沢文庫編
2011年9月25日に京急線(京急蒲田連立関連、杉田、金沢文庫)の工事状況調査をしてきましたので、順次報告していきます。
ラストその(8)として金沢文庫駅の改良状況です!!
杉田のホーム延伸部をチェックして、そのまま電車に乗ったので、文庫の下りホームを下車した際に写真-1の通り信号機にバッテンがしてあることに気づく事ができました(ラッキー)。
下り本線から上り本線側への片渡りがあったためですが、軌道はと言えば棒線化されています。
上りホームを起点方に延伸しているので、その関係で撤去したものかと思います。
前述の通り上りホームの起点方は、ホーム延伸がなされました。
副本線が約1線分外側にシフトしてホーム拡幅がされましたが、起点方については本線との合流部が従来よりもホームから離れた位置になったため、その分ホームを伸ばしたような状況です。
既に使用開始していますが、ホームとしてはまだ仕上げがこれからといったところで、副本線側にはグリーンフェンスが設置されているような感じ。
仕上げてから使用開始しなかった理由はよく分かりません。
副本線側については、引上線への分岐が設置されていることと、出発信号がグリーンフェンス設置の境目にあることから、グリーンフェンスが設置されている範囲は副本線側はホームにはならないことが読み取れます。
おそらく本設の柵がガッチリ構築されるのではないでしょうか。
すなわち停車位置は本線と副本線で1両半程度ずれる形が最終形ということになる訳で、それは朝ラッシュ時の増結がホーム幅の狭い端部で実施されることに対する、流動上の対応であることが良く分かりますね。
列車待ち列表記がハデハデの副本線増結車両付近の状況です。
まだ本設仕上げは行われておらず、暫定状態であります。
ホーム中央部付近についても仮設状態のままです。
仮上家の支柱がメッチャ仮設材料状態ですが、上家の状況からして、本格的な構築がありそうですね。
そうなると、ホーム仕上げはその後か・・・
他部分が仮設状態なのも施工手順によるのかなぁ?
終点方については、起点方とは逆に本線側にグリーンフェンスが設置されています。
停止位置変更に伴い使用しない範囲に設置したのでしょう。
よくよく見ると、副本線側のホーム端部タイルが本設化されているのが分かります。
従来ホーム高さに対して高めの設定になっていることが既存部分との擦り付けで読み取れますので、前述仮設部分についても同様の高めの仕上げが行われるものと思われます。
長々と続けた京急9月調査シリーズはこれにて終了。
また時期を見て調査したいと思います!!