2011年12月17日

東京メトロ有楽町線池袋駅のホームドアを見る!!

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 先日、仕事が終わった後ふらっと工事現場が見たくなり、思いつきで小竹向原~千川間の工事調査をすることにしました。

 その際、池袋駅で有楽町線のホームドア稼働状況を改めてチェックしたので、報告します!!

 ホームドアそのものは副都心線等と同様のタイプですが、少しずつ改良がされているようで、ホームドアに透明部分があったり、曲線部分に可動ステップが設けてあるなど、なかなか凄いです!!

 ということで、簡単に施設状況をコメントしておきます♪♪

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写真-1:ホームドア状況(曲線部分状況)

 現地で確認した時は可動ステップのことを知らなかったので、単純に点状ブロックの設置方法を確認した際、ホームドアラインまで2列点状ブロックが設置されている箇所と、手前1列しか点状ブロックが設置されていない箇所の違いがあることに違和感を感じたのです。

 どうやら2個おきにタイプが違うようです・・・

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写真-2:ホームドア状況(直線部分への状況)

 不思議に思いつつホーム中央部に向かって進むと、ある所から総て同じパターンになっていることが分かりました。

 となると曲線対応?曲線部分には誘導しないってこと?なんて考えつつ、冷静になって施設を見てみると、どうやら点状ブロックが2列設置されていない部分は機械っぽくなっているようです。

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写真-3:可動ステップありのホームドア状況

 ホームドアのゲート部分は基本従来のタイルのままなのですが、この機械っぽい部分に何かしらの理由があるのだろうと考え、列車が到着して眺めてみて理由が判明。

 この機械っぽいのは列車との隙間を埋めるためのステップを張り出す仕掛けという事ですね。

 ホームの曲線部に2個おきに配置されているのは、車端部のドアは車輪から近いためホームとの隙間が少ないのに対して、車両中間部は隙間が広くなるため、そこに配置したという事です。

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写真-4:可動ステップ張出し状況

 分かりづらいですが、ちょっと色が変わっているのが可動ステップで、ホームラインから数センチ程度しゃっと張り出す形になっています。

 ホームレベルより低いため、段差解消とまではいっていませんが、安全性向上には大きく寄与しているものと思います。

 なかなか凄い設備があるものだなぁと感心しました!!