2012年2月12日JR・西武線工事調査 動画チェック編
2012年2月12日にJR湘南新宿ライン浦和駅付近、西武池袋線石神井公園付近、保谷駅構内の工事状況を車内から前面展望調査しましたので、動画にて報告します!!
先日、宇都宮・高崎線の浦和駅ホームから湘南新宿ラインのホーム新設に係る高架橋構築状況を確認しましたが、今回は湘南新宿ラインの車内から確認してみました。
大宮方の切換口は宇都宮・高崎線の線形から20秒付近かと思います。
現行の高架橋ラインに沿ってやや上り勾配で左カーブ、そして緩やかに右カーブとなってホーム端部は27秒付近でしょうか。
赤羽方の切換口は曲線区間になりますが、概ね45~50秒付近あたりかと思います。
高架橋構築が概ね出来つつあるので、しばらくすれば軌道も確認できるようになるでしょう。
その頃に再度確認したいと思います!!
<下り線アングル>
石神井公園付近の工事状況ですが、下り外側線の高架橋構築状況を確認してみましょう!!
切換口のアプローチが確認できますね。部分的に高欄があったり無かったりですが、上下線間の電架柱の位置から、電架柱構築位置周囲については電架柱構築優先で、その後高欄を構築するようですね。
途中から電架柱も構築が完了しており、大方土木工事としては完了している状況が確認できます。
シーサス部分だけ先行して軌道が敷設されている状況ですが、今後前後区間の進捗に伴い軌道が敷設されていくものと思います。
暫定アプローチ線への下り外側線の線形は、アプローチ付近に確認できる仮高欄のラインになるものと思われ、高架橋が構築出来次第軌道敷設がされるものと思います。
現在の下り線が将来の留置線部分を使用していることから、留置線整備も考えると早めに外側線に切換えしたいところでして、外側線の構築とセットなのか、内側線からルートが引ける段階で外側にシフトするかは、進捗から見て微妙な感じでしょうか。
どういう配線をいつまでに構築すれば良いのか分かりませんが、1本は上り線側に留置線が完成しており、配線上下り内側線からも留置線に向かえるので、もう1本の留置線構築は急がないということであれば、外側線構築とセットかなぁとは思いますが。
でも起点方のシーサスは先行構築しているんですよね。
駅部構築を待たずに練馬高野台方を外側線に切換えるためなのか、練馬高野台方の切換を待たずに駅部外側線を使用開始させたいか、どちらかかなぁと睨んでいますが、はてさて??
石神井公園から先の区間についても高架橋構築が進められており、高欄設置や軌道敷設はこれからといった状況ですね。
あと、アプローチから先の大泉学園方で仮線用地が思いの他確保されているのが印象的でした!!
<上り線アングル>
上り線から確認したかったのは、石神井公園~練馬高野台間の内側線の状況であります。
シーサス通過後範囲からは架線が無くなっており、まだ列車が走れる状況には整備されていない事が分かります。
また、練馬高野台構内の現行引上線部分の線形はあくまで引上線としてのものであり、上り内側線として整備するとなると、現行位置よりも外側線側にシフトさせる必要があります。
その整備段階で下り内側線から引上線へのルートを維持するのは困難になるものと思われ、ある程度の時期で石神井公園に整備された引上線を活用する時期がくるのかなと考えます。
上記の架線設置は引上線の内側本線化の際に一気にやるため手つかずであると考えると、石神井公園の完成時期から逆算した時期に練馬高野台折り返しの設定に変化が発生するかもしれません。
と言いつつ、練馬高野台構内に配線的な動きがまったく感じられないんですよね・・・
どうなるのでしょうか??
上下線間の引上線部分の配線に動きが出ているのが分かります。
0:15秒頃に上り本線からシーサスを介して、現時点ではぐにゃっと曲がって上り本線脇の線路に繋がっている部分に分岐が挿入されて、下り本線脇の引上線、更には下り本線に繋がりそうですね。
現時点では上り本線脇の線路を終点方に進むと下り本線に繋がる形になっていますが、その用途が必要なくなると、上下本線間の2本とも引上線になる・・・なんて事もあるのでしょうか?
0:47頃のアングルで見ると、上り本線脇の線路の線形にやや違和感を感じるので、何らか修正がなされそうな気もしますが・・・
ん~、よく分からないです。
あとは上り本線に車庫側からの線路が合流する部分の分岐挿入はまだですね。
今後設置されるものと思いますが、まずは上下線間から手を入れる感じでしょうか??
まだまだ保谷構内は目が離せないです!!