2012年3月18日

北陸・関西の旅(2日目)

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 北陸・関西の旅2日目です。

 今日は北陸エリアの未乗区間を乗りつつ、北陸エリアの主要駅の新幹線工事状況を確認することとしました。

 工事状況報告は別途させていただくとして、一日の流れを記したいと思います。

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写真-1:未乗区間の富山市内電車・環状線に乗る!!

 朝食前に未乗区間の乗りつぶしとして環状線に乗ることにしました。

 環状線は一周約20分の一方通行の運行形態で、このうち新しく開業した区間は丸の内~荒町(正確には西町)間のみです。

 よって、ミッション自体は短時間で終わってしまうので、まずは富山駅前から荒町まで乗車し、環状線の進行方向とは逆向きに丸の内まで施設調査をしながら歩いて、再度丸の内から富山駅前まで乗車することに決定。

 小雨降るなかでしたが、無事にミッション達成!!

 早朝利用なので、利用状況が判断できるような状況ではありませんでしたが、そこそこ新規開業区間の乗降が見られたのは収穫でしたかね。

 以前の記憶では、西町駅に新しい停留場を造るような話があったかと思いましたが、現地を見る限り特に動きは無いようでした。

 現行で特段問題が無いという事でしょうかね?

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 ここで一旦宿に戻り部屋で優雅に朝食をすませることに。

 そしてテレビを付けてチャンネルを切換えたところで愕然とします・・・

 テレビ朝日系列のチャンネルが無いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!

 もはや日曜日の日課になりつつあるスマイルプリキュアが見れませんでした。

 自宅に帰ってから録画は見れるから良いけれども・・・ モヤモヤするぅ・・・(苦笑)

 この旅唯一の誤算でした(笑)。

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写真-2:富山地鉄の電鉄富山駅をチェック!!

 気を取り直していざ出発!!

 高岡までの列車の時間まで多少余裕があったので、電鉄富山駅に立ち寄ってみました。

 冊子時刻表を毎回貰っているので今回も、という思いであります(笑)。

 ダイヤ改正自体は平成23年12月25日でしたが、ちゃんとありました♪♪

 良かった良かった!!

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写真-3:鉄道線も先日からEcomycaが導入されました。

 改札口付近にICカード使用に関する掲示があり確認してみると、どうやら先日から富山地鉄の鉄道線全線で使用開始がされたようですね。

 既に市内電車やバスで使われていたようですが、鉄道線に拡大したと。

 割引があるなど、なかなか便利そうですね。

 ちょうど到着する列車があったので、下車状況を確認したところ、利用率はまで低い感じですが、すぐに定着しそうな気もしました。

 いわゆる都市部の自動改札のようにゲートがある訳では無く、写真-2のように簡易的な施設になっています。

 読み取り部が機能のキモという事なのでしょうね。

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写真-4:富山駅旧駅ビル状況(現在使用停止)

 富山駅の新幹線工事関係については別途報告したいと思いますが、簡単に言うと、新幹線高架橋スペース、更に在来線の高架橋の一部も合わせて構築できるだけのスペースを確保できるだけの仮施設移転が完了している状況です。

 新幹線高架橋は在来線施設位置に構築するのではなく、幾分駅施設にかかる形のため、従来の南口側駅舎の支障移転が必要でありました。

 んで、工事進捗に伴い、新幹線高架橋構築に支障しない位置に仮駅舎を設け、旧駅舎施設を撤去する流れになっています。

 2011年11月に旧駅ビル(特選館)の改札口が閉鎖され、特選館自体も2011年12月に仮設施設に移転しており、今後の工事進捗により施設解体が進められていくものと思います。

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写真-5:富山駅仮駅舎状況

 こちらが仮使用中の駅舎です。

 この写真の手前右側に仮特選館が設置されています。

 駅施設の機能のみ有した建物という事で、従来よりは規模が小さくなっていますが、出改札まわりはほぼ従前の機能のままという感じがしました。

 一通り富山駅を確認したので、普通列車で高岡まで移動することにしました。

 せっかく自由席特急が使えるのでなるべく移動は特急を使おうと思いましたけれど、高岡の乗り継ぎがうまくいかず、富山駅の調査に時間を充てたかったのでね!!(決してプリキュアじゃないよ:笑)

 高岡までなら近距離だし、北陸エリアの普通は味があって、これはこれで良いじゃないかなぁと♪♪

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写真-6:氷見線に乗って氷見へ!!

 高岡駅は随分立派になったことは電車を降りた瞬間に分かりましたが、乗換時間が無かったので、氷見線のホームに駆け込み、乗換完了!!

 1両のディーゼルは思いのほか利用率が高かったので、乗降をカウントしながら氷見を目指す事にしました。

 日曜日の10時台ということで、団体も15~20人ほど居ました。

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 <氷見線車内人数推移調査:10時21分発>

 高岡(+57)-57-越中中川(+0、-7)-50-能町(+1、-1)-50-

 伏木(+1、-0)-51--越中国分(+0、-3)-48-雨晴(+0、-7)-41-

 島尾(+0、-1)-40-氷見(-40)
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 団体客が終点の氷見までの利用だったので、乗り通し率が高い形になっていますが、それを差し引いても氷見までの利用率が高い結果となりました。

 越中中川、雨晴の下車が多少ある他は殆ど数人の変化という推移でしたね。

 区間運転無しの運転形態も納得という感じでしょうか。

 帰りもチェックしてみました。

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 <氷見線車内人数推移調査:10時55分発>

 氷見(+39)-39-島尾(+2、-0)-41-雨晴(+4、-0)-45-

 越中国分(+3、-0)-48-伏木(+6、-4)-50-能町(+2、-2)-

 越中中川(+1、-3)-48-高岡(-48)
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 基本的には行きの列車と同様で全線乗り通し率が高いですね。

 途中伏木の下車が見られたり、線内間の移動でも使われているようです。

 比較的利用率の高いローカル線といった印象ですが、日中時間帯は1時間以上運転間隔が開いているので、北陸本線のサイクルに合わせても?とも思ったけれども、どうやら日中時間帯は1運用で回しているためのようですね。

 朝夕はもう少し運転間隔が狭まっていますし、利用に即したダイヤ設定なのだろうと感じました。

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写真-7:高岡駅は駅改良工事が大方完成していました!!

 高岡駅に戻り、次の城端線まで多少の乗換え時間があったので、ここで高岡駅の駅施設をチェックすることにしました。

 よくある自由通路の整備かと思いましたが、事業概要を見ると、駅前広場の整備のみならず氷見線の乗り場移設や万葉線のJR駅への延伸等、駅機能の向上も図っていることが分かりました。

 高岡に関しては北陸新幹線が通らないこともあり、富山や金沢とは状況が若干異なる訳ですが、新高岡駅とは城端線で接続され至近距離ということもあり、市の中心地としての機能維持を目指していくといった感じなのかと感じた次第です。

 さっき乗った氷見線のホームは既に移設後だったのですね。

 調べたら昔の乗り場は少々離れていたようですね!!

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写真-8:城端線に乗って城端へ!!

 城端線は2両編成のディーゼルでワンマン運転でした。

 パワー切れで乗降をチェックすることなく乗り通しです(苦笑)。

 氷見線と比較すると車内の学生率が高く、途中区間から途中区間までの利用が多いなど、通学の足といった印象でした。

 城端に近づくと周囲が雪景色になるなど、平野と言えども山に近づいているんですねぇ。

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写真-9:城端線と北陸新幹線交差部状況

 北陸新幹線の新高岡駅は城端線の高岡駅と二塚駅の中間位置に設けられることになっており、高岡駅からだと3分程度の位置です。

 既に高架橋の構築が進んでおり、駅部らしき状況が伺える雰囲気になっていました。

 城端線の駅も設けられるようですが、まだ特段の動きは確認できず。

 全体の進捗に合わせて逆算でスタートといったところでしょうか。

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写真-10:ぶりかまめしを食べる♪

 高岡に戻ると、乗換時間が短いこともあり駅弁をホームで購入して、はくたか号に乗り込みました。

 金沢までの25分間が昼食タイム♪♪

 ぶりかまめしをチョイスしましたが、濃厚な味わいで美味かったです!!

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写真-11:金沢付近の北陸新幹線高架橋構築状況

 金沢付近に限りませんが、北陸本線から新幹線高架橋がほぼ完成状態にあることが確認出来ました。

 軌道敷設の状況は分かりませんが、電気工事も含めて2014年度の開業予定時期までには完了しそうな状況でしょう。

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写真-12:和倉温泉駅に到着!!

 金沢駅で北陸新幹線を含めた駅付近の状況をチェックした後、和倉温泉までサンダーバードで移動しました。

 どうせ特急に乗れるならば乗って行きたいかなぁ~と(七尾線区間って結構長いのでね)。

 それほど速く走る訳ではないようでしたが、停車駅が無いのはやっぱり楽ですな!!

 七尾で降りたほうがのと鉄道に始発で乗れるかなぁと思いつつ、和倉温泉で下車したことが無かったので和倉温泉まで移動することにしました。

 フリー切符の境界駅ということもありましたけど・・・

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写真-13:のと鉄道の1日フリーきっぷを購入

 和倉温泉駅でのと鉄道の切符を買おうとしたところ、土休日・年末年始に使用できる「つこうてくだしフリーきっぷ」というのが販売されていたため、単純往復でもお得だったので購入しました。

 沿線施設の特別優待券が付いており、料金の割引や特典が受けられるようです。

 そのうち温泉が幾つかあり、ちょっと心惹かれる感じですね!!

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写真-14:穴水駅に到着!!

 1両編成のディーゼルが到着し、座席が埋まるくらいの乗客が居ましたが大半は和倉温泉で下車してしまいました。

 数人と言える状況で和倉温泉で出発し、能登中島で半分、終点穴水で残りが下車という形で推移していきました。

 穴水駅までの利用はある程度見込めるという事で現行区間が残ったのかなぁという感じですか。

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写真-15:穴水駅構内をチェック!!

 何かしていないと寝そうだったので(乗りつぶしなのに・・・)、配線を調べつつ穴水を目指しました。

 穴水駅が何気に大きな構内だったので、折り返し間合で一気に調べました。

 以前は分岐駅だったようですし、過去のまま現在に至ったような、そんな雰囲気を感じた次第です。

 もう少し前に来たらもう少し面白かったのかなぁと思ったり・・・

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図:のと鉄道配線略図(2012年3月18日現在)

 途中駅は笠師保駅を除いて行き違いが可能な配線で、ダイヤ上は融通が利きそうです。

 実際、日中時の行き違い箇所は和倉温泉、田鶴浜、能登中島等複数個所で行われています。

 のと鉄道のダイヤは七尾線のダイヤに合わせて設定している部分が多く、パターンダイヤにならない所、うまく組んでいるようですね!!

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写真-16:北鉄金沢駅の時刻表をチェック!!

 のと鉄道の乗りつぶしが完了したところで、本日のミッションはほぼ完了!!

 あとは本日の宿の福井を目指すだけでしたが、金沢で若干の余裕があったので、北陸鉄道の北鉄金沢駅の状況を見ることにしました。

 2006年の急行廃止以降日中時は30分サイクルの分かりやすいダイヤになりましたが、その後大きなダイヤ改正は無かったものの、近々の4月1日に始発の繰り上げ、終電の繰り下げを行うなど、JR線との乗継ぎを改善する努力等が続けられているようです。

 石川線のほうでは西金沢での乗継ぎを良くするようですし、単一路線という視点ではなくバスを含めた他交通機関との連携というのが鉄道維持のカギという事なのでしょうか。

 よくよく時刻表を見ると、バス接続が明記されていますね!!

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写真-17:Ica読み取り機をチェック!!

 北陸鉄道もIcaというICカードが2004年から導入されています。

 とは言ってもバスがメインで鉄道は限定的です。

 IC定期券として使える駅が野町、鶴来、北鉄金沢、内灘の4駅だけで、他駅は一般的な定期券同様に券面を係員に見せる必要があるとの事。

 北鉄金沢駅は読み取り機が設置されているので、現物をチェック!!

 非常に簡易な設置状況であることが分かります。

 全駅設置でないのは、費用面とかも関係しているのでしょうかね??

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写真-18:しらさぎ号で福井へ!!

 さて、金沢から福井までしらさぎ号に乗って、本日の行程は総て終了です。

 概ね予定通りの行動が出来ました。

 列車の乱れもなく、その点はハッピーでしたね♪

 誤算はスマイルプリ・・・(以下略)