2012年5月1日東武線とうきょうスカイツリー駅施設調査(1)
2012年5月1日に東武線とうきょうスカイツリー駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として、ホーム階施設についてコメントします。
業平橋時代から8両編成対応のホームになっていますが、8両編成はラッシュ時の一部列車のみという事で、設定時間帯以外は6両編成の範囲外に出れないよう柵が設置されました。
柵はヒンジの構造から見て、中央部が固定で、ホーム端部側の柵を浅草方に回転する形で閉じることが出来るようです。
浅草方端部は屋根もなく、一部の列車のために上家延伸はしませんでしたが、ホーム面の整備はしっかりと行われました。
4月下旬に使用開始した浅草方の改札口(正面口)に最も近い階段付近の状況です(曳舟方を望む)。
階段幅はやや狭く、途中でUターン型に折り返してコンコース階に至る形状ですが、改札口に直近の配置という事もあり利用されそうな位置ですね。
階段を上がったところにLEDの案内板が設置されています。
クリーム色の施設デザインに合わせて、案内板のガワもクリーム色で明るい感じです。
ホーム中央部に設置されたESC付近の状況です(浅草方を望む)。
やはりESCを上がったところにLED案内板が設置されています。
ESCの曳舟方にEVが配置されています。
曳舟方の階段とホーム中央部のESCの中間位置ですが、階段とESCの向きの関係でEV付近はあまり人が溜まらない形になっているのは、都合がいい感じです。
元々広いホームではありませんでしたが、比較的ホーム幅があるところにEV、ESCが設置されたのは流動上好ましいように思います。
ホーム曳舟方に設置された階段付近の状況です(浅草方を望む)。
階段幅は浅草方よりはやや広く、曳舟方の改札口(東口)から最も近い位置のため、使用されそうですが、コンコース階において対面側にESC乗り場があることから、幾分そちらにシフトしそうな感じもします。
浅草の改札口の位置を考えると、どちらかというとホーム浅草方に人が流れるほうが良いのかと思うと、それはそれで良いのかもしれません。
階段を上がったところにはLED案内板が設置されています。
また、トップ写真で示したとおり、駅名表の下部にも列車案内LCDが埋め込まれており、案内関係は充実している印象です。
浅草方端部と同様に、6両編成停止位置範囲外の仕切り柵が設置されています。
こちらはホーム端部まで上家が設置されています。
浅草方の屋根が省略されたのは道路交差部で桁位置のため構造上困難という事だったのでしょうね。
ホーム端部の点状ブロックの内側には進行方法を示すデザインのラインが引かれており、浅草方面は水色、曳舟方面は紫色です。
色合いは特急スペーシアのリニューアル色で言うところの、「粋」と「雅」でしょうか?
また、特急乗車位置のステッカーが張られていましたが、こちらは「サニーコーラルオレンジ」かな?
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ホーム階についてはこんなところで!!
その(2)に続きます。