2012年5月1日東武線とうきょうスカイツリー駅施設調査(2)
2012年5月1日に東武線とうきょうスカイツリー駅の施設調査をしましたので、2回に分けて報告します。
その(2)として、コンコース階施設についてコメントします。
なお、先行してオープンした東口改札側については下記記事でコメントしています。
<2012年3月24日東武とうきょうスカイツリー駅工事調査>
https://okiraku-goraku.com/2012/03/2012324.php
正面口改札からはスカイツリーがある上り線側(トップ写真側)、反対側の下り線側、交差道路側の3方向に抜けられる形になっています。
従来の高架橋構造を活かしているため、柱が一定配列で配置されており、広々としたスペースは正直ありません。
そのあたりは造る側も良く分かっているようでして、案内関係や通路の配置など、レイアウトの工夫が随所に見られました。
デザインもすこしでも広く感じられるような雰囲気ですよね!!
券売機は3台が設置され、東口と同様にオレンジ色の1台は特急券、乗車券の購入とチャージが行え、青色の2台は乗車券、回数券、定期券の購入とチャージが行えます。
その隣に有人の特急券購入窓口があり、正面口らしい設備状況になっています。
その中間の柱上部にはLCD画面で特急の時刻と空席案内が示されていました。
柱が改札口の中央部にどーんと構えているような状況です。
下り線側にガラスで仕切られた有人通路があり、その脇に自動改札が1通路、柱を挟んで2通路配置されています。
前述3通路に加えて、スカイツリー側の柱と柱の間のスペースに2通路+1通路の計3通路が設置され、合計6通路となっています。
スカイツリー側の3通路は流動を考慮して斜めに配置するなど、スペースが無いなかベストな形で設置されている印象です。
浅草方の正面口から曳舟方の東口への改札内コンコースについては、階段、ESC、EV、階段の順に配置されており、中間位置にトイレが設置されています。
改札口を入ってすぐの場所です。
柱の左右に上下線のLCD案内板が設置されています。
左奥が一番手前の階段で、右奥がESC、EV、東口側への通路です。
男子、女子、多機能トイレの順で配置されています。
中央部に配置されたESC付近の状況です。
柱と柱の中間に設置されており、正面口からはUターンする形のレイアウトです。
安全上柵が設置されており、柱との間も通路として整備して構内流動に配慮しています。
曳舟方の階段状況です。
上部の案内だけでなく、壁面を使って案内をしており、視認性が悪い中分かりやすくしています。
今回については以上です!!