2012年5月11日

東急田園都市線渋谷駅の夕ラッシュ時利用状況を調査する!!

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 東急田園都市線渋谷駅の夕ラッシュ時(19時台)の利用状況を約1時間調査しましたので、報告します。

 3月のダイヤ改正内容については先日コメントしましたので、よろしければ参照願います。

 https://okiraku-goraku.com/2012/05/2012317-1.php

 以下、コメントです。

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図:田園都市線渋谷駅夕ラッシュ時利用状況調査データ

 <全体の混雑傾向>

 急行の混雑率が高く、鷺沼まで先着する各駅停車、桜新町待避各駅停車の順に混雑率が下がっています。

 渋谷からの乗車が多く、他路線からの乗換客もいるためホームに居る人の多少は時間帯によりけりといった所ですね。

 調査した1時間帯では19時半頃に一つのピークがありました。

 半蔵門線内のダイヤ修正の効果があり、目立つ列車遅延は見られませんでした。

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 <急行の利用状況>

 先頭車の利用が多いという傾向がある他はほぼ編成全体で似たような混雑状況になっています。

 先頭車が混むのは、階段がホーム池尻大橋方端部にあり、最後の駆け込みがされやすいといった面がありそうですね。

 4両目と最後部が多少利用率が高いのも階段付近という理由でしょう。

 なお、時刻表上では毎時03、13、23・・・ですが、ダイヤ上の設定は限りなく04、14、24・・・に近いようです。

 設定どおり出発すると*3分50秒頃に出発し、多少遅れると4分台にずれ込むといった感じでした。

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 <無待避各駅停車の利用状況>

 無待避各駅停車は急行よりは混雑率が低いものの、多少の遅延で前列車間隔が広がると、空いている急行よりも混む傾向があります。

 東武線直通スジという事で遅延しやすい傾向にありますが、半蔵門線内のスジに余裕があるためか、殆ど遅延はありませんでした。

 むしろ急行が出発してすぐに到着する形の設定なので、手堅い状況といえるのかもしれません。

 桜新町待避の各駅停車の2倍の利用状況ですが、各駅停車だけ捉えた場合の前列車間隔も2倍なので、バラつきがあって当然といったところです。

 急行は混んでいても満員ではないので、敬遠利用は殆ど無いようですし、渋谷の停車時間が以前と比べて長くとられるようになったため、急行直後に出発することが可能になったことにより、急行を含めた鷺沼までの先着列車としての集客量は以前と比べて減ったように感じます。

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 <桜新町待避各駅停車の利用状況>

 立ち客少々の利用状況のため、他の列車と比べると空いているのが目立ちますが、待避があるからというよりは、前述の通り各駅停車だけ見た場合の前列車間隔が短いのでこの程度になるのは機能上仕方ないところでしょう。

 以上です!!