2012年6月 1日

2012年5月26日京王相模原線利用状況&工事調査

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 2012年5月26日に京王相模原線の京王多摩川駅における利用状況(サイクル中各列車のバランスチェック)と調布駅付近の工事状況調査をしましたので報告します!!

 以下、コメントです。

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図:京王多摩川駅の夕方の利用状況データ

 短い時間ではありますが、京王多摩川駅で上下1サイクルずつ利用状況を見てみました。

 相模原線内の追い抜きは無いため、上下とも利用率は前列車間隔によるところが大きく、急行については通過運転に拠るところももちろんあります。

 <下り方面>

 急行・快速が調布で準特急に接続するパターンなので、利用の大半は急行と快速に集中します。

 通過運転がある急行よりも快速のほうが利用率が高くなっているのは停車駅によるのでしょうが、急行+各駅停車が快速よりも大きいのは、下りの運行パターンによらない部分での集客があるものと思います。

 相模原線内各駅停車という観点で見れば、快速よりも始発各駅停車のほうが前列車間隔はありますし、始発という事で狙い利用もありましょう。

 快速が最混雑といっても急行と比べて極端に高い訳でもないので、妥当な状況と言えば妥当です。

 <上り方面>

 下りとは異なり、橋本~京王多摩川間の集客で利用率が決まります。

 ダイヤ上急行は10~6分の前列車間隔、快速は対急行で3~7分、対各駅停車で13分、各駅停車は7分となっていますが、利用率を見ると急行が最も利用率が高くなっており、利用の多い急行停車駅において急行の前列車間隔が開いているところがこの傾向の要因かと考えます。

 快速は急行の直後設定のため優等として見た場合の前列車間隔は無いものの、各駅停車のみ停車する駅において前列車間隔が13分と開いていることにより、急行と各駅停車の中間的な利用状況になっていると言えましょう。

 こちらもバランスがそこそこ良いと言えそうです。

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 以上の結果から、急行・快速・各駅停車の20分サイクルは利用が多い時間帯ではなかなか良いバランスになっていることが分かります。

 日中時等比較的利用の少ない時間帯は特に下りの各駅停車の利用率が低く、節電ダイヤ時の設定で分かる通り、ある程度割り切れば相模原線内各駅に停車する優等が最も効率がいいという判断もできるものの、利用の多い時間帯はそれなりに本数を確保したいところだなと感じました。

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写真-1:京王多摩川駅付近渡り線設置状況

 京王多摩川駅付近の渡り線設置状況です。

 後でチェックした沿道掲示から近日に上り線側の分岐が設置されることが分かりましたので、軌道工事としてはやっと完成といった形になりそうです。

 つつじヶ丘のほうでも工事が行われている事を知り(先日見た時は動きが確認できなかったのですが)、そちらでも渡り機能が確保されるようなので、これら整備により調布駅の上下線が別階になることの設備的対応は大方取られたという感じで、ある程度ダイヤパターンの弾力性は保てそうな印象です。

 調布の起点方の渡りの機能は、最近のダイヤの関係で相模原線のためといった感じになっていますが、その昔のダイヤでは土休日ダイヤの高尾山口系統の各駅が折り返しに使っていたなど、あくまで本線・相模原線両系統のための機能を果たしていました。

 最近の工事調査で京王多摩川側の渡り線が設置された事で、相模原線側の機能維持が維持されることは分かりましたが、本線側に対してどうするのか気にはなっていました。

 つつじヶ丘の渡り機能があるならば、本線側に対しても位置は変わるものの同等の機能が維持されることになりますので、大丈夫かなと考えます。

 そうなると、京王多摩川側に渡りが設置されたのは、本線側よりも意味があることになりそうな気もしますが、まぁ答えを待つことにしたいかな・・・

 調布駅地下化実施の公式発表がありましたが、これに伴うダイヤ改正が「その後」的なタイムラグのある表現だったため、地下化されても現行ダイヤベースが維持できるのかどうか、ちょっとばっかり疑問が浮かびましたが、つつじヶ丘の渡りが整備されるという事なら、回送のやりくりはギリギリ何とかなりそうな気もします。

 地下化時のダイヤ、改正ダイヤと2回楽しめそう。

 なんだかワクワクしてきました(笑)♪♪

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写真-2:分岐設置部高架橋施設改修状況

 渡り線設置部付近で高架橋脇で工事が行われていました。

 位置的に渡り線設置に伴う電気関連のものかと思います。

 電架柱基礎とか、そのたぐいの規模ですよね。

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写真-3:地下アプローチ部側道整備状況1

 地下アプローチ切換区間の側道整備状況については、周辺道路の整備もある程度完了しており、従来の道路と比べて拡張がされているのが分かりました。

 まだ迂回地下通路の上部で工事のための作業架台が組まれているため、道路の切換が出来ない状況という事で、当面はこのままかと思います。

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写真-4:地下アプローチ部側道整備状況2

 京王線地下化に伴い踏切が無くなるため整備されている迂回側道ですが、前述の通り京王線の工事のための作業架台・搬入ルートとして使っており、仕上げ状況は確認できません。

 しかし、架台設置前に構築は済ませていることから、仕上げ以外は完了しているものと思われ、工事が完了して仮設架台が撤去されたら、一気に仕上げていくでしょう。

 以上です!!