2012年6月26日

2012年6月17日京急線工事調査(1) 糀谷駅編

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 2012年6月17日に京急線の京急蒲田駅付近連立工事に関する工事状況の調査をしましたので、複数回に分けて各駅の状況を報告したいと思います。

 その(1)として空港線糀谷駅編です!!

 以下、コメントです。

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写真-1:大鳥居方端部付近状況

 高架ホームについては、上り線部分の軌道と、下り線ホーム施設と仮設ホーム延長により暫定状態で使用中ですが、地上設備の関係で下りホームの大鳥居方一部の構築が出来ない状況でした。

 その部分も工事進捗に伴い大方形になっている状況になりました。

 今後は仕上げ等の施工に進んでいくものと思います。

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写真-2:上り高架ホームへの昇降設備設置状況

 上り高架ホームについてはホーム施設は完成しつつも、地上部分の施設の関係で昇降関係の設備構築が出来ていない状況でしたが、こちらも地上施設撤去がなされ、階段等の設置工事が行われてることが確認出来ました。

 EV、ESCを含めてどこまでを高架切換時に整備するのか、まだちょっとわからないです。

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写真-3:上り高架ホーム昇降設備・コンコース設置状況

 高架化完成時のコンコース階は地上レベルではないので、今後どのように整備していくのか不明な点もありますが、現地を見る限り、コンコース階と思われる面の整備も一部行われているようなので、現在の改札口から仮設ルートで、上りホーム側へのアクセスを構築するのかなと考えます。

 本設で構築できる施設は本設で構築するでしょうが、状況的に仮設部分の構築が避けられ無さそうな雰囲気なので、ある程度は暫定状態になるのかなと思います。

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写真-4:上りホーム昇降設備設置箇所外観(沿道側)

 高架橋構築ラインが沿道道路ギリギリラインなので、結構工事スペースが無い糀谷駅ですが、前述昇降設備等の工事範囲については足場が構築されています。

 多少の張出しは避けられないところですが、地上階部分と高架橋階部分の張出し量が違うところに考慮している面が感じられるところです。

 今後も工事する範囲だけこういう状況になるとみて良いのかなと思います。

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写真-5:地上から大鳥居方高架橋構築状況を望む

 駅からアプローチにかけての高架橋の構築はほぼ完了しているようです。

 ただ、見て分かる通り高架橋の端部部分は仮設状態のままなんですよね。

 位置的に地上施設の架線等と干渉しているなど、これ以上構築も厳しそうなので、あくまで地上線が無くなってからの施工となりましょう。

 糀谷駅部の支柱も一部構築できていない状況ですし、糀谷駅関連の工事は高架化切換後も沢山やる工事がありますね!!

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写真-6:大鳥居方アプローチ部状況

 大鳥居方のアプローチ部分については、ほぼ完成状態になっています。

 切換口のスペースの関係で、地上部付近部分については仮設材料での路盤を構築した上での切換となる模様ですが、これは前回の切換と同様の手順のようです。

 こちらは切換後すぐさま本設化されるのかなと思います。

 糀谷編は以上です!!