2012年6月17日京急線工事調査(4) 梅屋敷駅編
2012年6月17日に京急線の京急蒲田駅付近連立工事に関する工事状況の調査をしましたので、複数回に分けて各駅の状況を報告したいと思います。
その(4)として梅屋敷駅編です!!
梅屋敷駅については、上り線高架化の段階で工事の都合上、上り線高架ホームの昇降設備の構築が出来なかったため、下り線部分に仮ホームを設置し、下りホーム側の昇降設備を使用していました。
その後工事の進捗により、上り線の昇降設備の構築が出来たため、上り線ホームが正規の使用方法になりました。
今回はそのあたりの状況を確認してみました。
以下、コメントです。
昇降設備の最終形ですが、地上階の改札階から旧地上線位置に設けられたエスカレーター・階段を使って、改札階とホーム階の中間位置になる中層階を介して上り線、下り線側のエスカレーター・階段を利用する形になるものと思います。
しかし、地上施設が無くならないと改札階~中層階の整備が出来ないため、地上階から中層階をつなぐ仮階段を本設施設とは別位置となる外側スペースに構築する形となりました。
写真-1の手前方が本設位置で、奥の地上に降りる階段が仮位置です。
梅屋敷駅地上部分を起点方から見た状況です。
上り線側の改札口を下り線と別経路で整備したため、地上線側にフェンスが並んでおり、駅施設を営業線と切り離していますね。
下り線側の改札口が上下共用から下り線専用になったため、その旨が駅入口の駅名表の下部に掲示されました。
そしてこちらが新設された上り線専用の改札口に繋がる駅舎です。
線路を挟んで下り線改札口と対の位置に設置されました。
仮設なので簡易な造りになっています。
下り線側と同様に上り線方面専用である旨が掲示されています。
改札口は、自動改札3列(1列幅広)、自動券売機2台という規模です。
有人窓口は設置されていますが、有人無人の時間帯が設定されている模様で、インターホンが設置されていました。
改札口を入るとUターンする形でEVの乗り場があります。
最終形においても移動経路が短くなるようなレイアウトになっていることが分かります。
仮階段へは写真-6の手前側に少々進む形になります。
仮階段を上がった中層階部分です。
起点方がエスカレーターで2人乗りタイプが2基配置されています。
中層階自体は本設部分なので、仮部分は養生マットで覆われています。
写真-7の手前方が階段です。
エスカレーター2基分程度の幅で、壁も本設使用になっています。
ホーム階の状況ですが、下り線部分に設置されていた仮ホームは撤去されており、ほぼ最終形の姿となっています。
架線はまだ設置されておらず、これからのようですね。
以上です!!