2012年7月 3日

2012年6月17日京急線工事調査(3) 京急蒲田駅編その2

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 2012年6月17日に京急線の京急蒲田駅付近連立工事に関する工事状況の調査をしましたので、複数回に分けて各駅の状況を報告したいと思います。

 その(3)として京急蒲田駅編その2です!!

 以下、コメントです。

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写真-1:京急蒲田駅東口側完成イメージ

 沿道に掲示されている京急蒲田駅東口側の完成イメージです。

 このイラストは今まで漠然とみてきましたが、こうして現地が完成形に近づいてくると、その通りに整備されている事に感動しますな。

 改めてこのイメージを見ると、道路の車線数がやけに沢山あるなぁと思っていたのですが、終点方(イメージの手前方)にかけて環八との立体交差工事が行われていて、その分岐がこの付近だからなのですね。

 京急空港線の交差部の桁との位置関係を見ると、起点方面の道路は現在道路じゃない部分を通りぬけているようなので、その形になるまではもう少し時間がかかりそう。

 そのあたり現地確認してみましょう!!

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写真-2:東口側現況1

 京急のコンコース・改札階の整備状況はちょっと見えないところですが、東口側に関しては現在の地上線施設が位置的に支障しているため、下り線高架化までは手が入れられない所でしょう。

 現地をみる限り、地上階レベルでは道路整備が進められていますが、線形は完成イメージとは若干違うようです。

 これに関して、京急蒲田駅付近は下り線高架化後に手をつける形になるものの、平成24年度中に完成するとされる第一京浜と環八の交差部の整備をする関係での対応なのかなぁとは感じた次第。

 いずれにしても、この付近の工事はもう少し継続されそうですね。

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写真-3:東口側現況2

 終点方を見たアングルです。

 左側奥に新設している立体交差のアプローチがあり、このあたりが分岐部になります。

 車道と歩道の境界が分かる形で新ルートが整備されているので、このあたりが当面の歩道部という形になりましょうか。

 奥に見えているこ線橋は最近新設されたもののようで、エレベーター付きのものです。

 駅側に接続できるような構造箇所があり、今後順次整備されていくでしょう。

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写真-4:京急線高架橋下部状況(駅部付近)

 現在の地上線は仮線であり高架橋から完全にずれた位置にあります。

 そのため、駅部付近の施設はラップしませんが、駅前後の区間に一部干渉する部分がありまして、ごらんの通り、高架橋の柱が構築できていない部分もあります。

 これらは下り線高架化後、地上施設を撤去したのち整備する訳で、その際の工事ヤードが現在の地上線範囲なのかなぁというのが現場を見た印象です。

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写真-5:京急線高架橋下部状況(仮高架橋アプローチ付近)

 終点方の仮アプローチ部分も一部高架橋柱が施工できていない部分があります。

 位置的に仮地上線部分にあたるため、外側に仮柱を構築して対応していますね。

 現時点で地上線は無くなっているので本設の柱を施工しようと思えば出来るのでしょうが、仮高架橋アプローチ部が営業線ですし、施工条件が悪いので後で一気に施工でしょう。

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写真-6:空港線高架橋全景

 空港線の糀谷方の高架橋全景です。

 既に下り線側高架橋にも架線が貼られているのが確認され、出来る部分は施工が済んでいることが分かります。

 手前のヤード部分が東口駅前広場になる部分ですが、整備はまだこれからといったところです。

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 東口側の駅周辺整備は下り線高架化後に一気に動く感じになりそうですね!!

 また機会を見て再確認したいと思います。