2012年8月10日東急東横線工事調査(3)
2012年8月10日に東急東横線のホーム延伸等の改良工事状況を調査しましたので、複数回に分けて報告します。
その(3)として、田園調布、多摩川、武蔵小杉、日吉、綱島、菊名の状況です。
田園調布駅については既に完成している状況で、柵で区切っているだけでした。
多摩川駅も大方完成している状況です。
目黒線側の柵脇にボルトで固定する部位が確認できたため、何か取りつきそうですね。
屋根だったら既に着手していそうですし、構造的に違う感じ。
スパンから見て照明の柱と駅名標かなぁといったところです。
武蔵小杉駅も完成状態にありました。
このホーム延伸とは別に駅改良工事が進められていて、その工事案内の中に工期が3月までという記載がありました。
こういう所にダイヤ改正のタイミングのヒントがあったんだなぁと今更ながら気づく次第です・・・
仮設構造でホーム延伸している日吉駅については、照明設備も設置され、とりあえず完成している状況と言えそうです。
今後日吉駅の横浜方は色々と工事的な動きがありそうで、今回のホーム延伸とは別に今後が楽しみな感じです!!
綱島駅起点方のホーム延伸部は柵の設置、ホーム舗装、警告ブロックの設置も完了し完成状態になっていました。
柵の手前は上家改良範囲で、こちらも幕屋根が設置されていますね。
上家の設置は完了していますが、ホーム面を見るとやや仮設状態が残っているのが分かります。
今後綺麗にするのか、ある程度の復旧で終えるのか分かりませんが、なんとなく綺麗にするような気がします。
もう少しで完成と言えそうですね!!
菊名駅についてはホーム基礎の構築が完了し、ホーム桁、ホーム面整備が進められている状況です。
起点方のほうからホーム面整備が進められているようで、そのホーム上に次のスパンの桁が仮置きされていましたた。
近々にホーム自体の構築は完成しそうですね。
上りホーム側についても同様の状況です。
上下線とも木製覆工の範囲が1線のみという事で、この範囲が重機械使用範囲という感じなのでしょうね。
概ね工事の目途はたったような印象です。
今回の調査まで気づかなかったのですが、大倉山~菊名間においてシーサスの設置が行われています。
架線の状況を見ると、まだ工事中といった感じですが、軌道敷設に関しては完成しているようです。
用途としては、菊名駅の引上線の有効長が8両で延長が出来ないため、何かの際に折り返すための設備かなぁと思いますが、菊名駅から離れており、列車密度から考えると頻繁に使うものではないといった感じですね。
ダイヤ乱れ時に使うとか、早朝・深夜帯に使うとか、そんな感じかなぁと思います。
以上です!!