2012年9月24日TX南流山駅施設調査
2012年9月24日につくばエクスプレスの南流山の施設調査を行いましたので、報告します。
先日9月23日より、ホーム延伸工事完了に伴う上下列車の停止位置変更が行われるとともに、エスカレーターの運行形態が変わりました。
改札口位置の見直し等を含めて現地確認をしましたので、コメントします。
停止位置変更とコンコース階の自動改札の位置変更、ホーム階~コンコース階間、コンコース階~地上階間のエスカレーターの運行方向の変更などが示されています。
単なる停止位置変更だけではない所に、この改良の必要性が見えてきますね。
ホーム階秋葉原方のホーム延伸部の状況です。
上り方面側のみホーム柵が設置されており、柵稼働部分に警告ブロックが2列設置されている他はタイル仕上げです。
このあたりは既存部分と同等の仕上げになっています。
つくば方の延伸部分も同様の状況です。
停止位置変更に伴い、従来のホーム柵は2両分が使用しない範囲になってしまいましたが、調査日時点では使用停止範囲のホーム柵はそのままでした。
今後8両化等の施策を踏まえてそのまま残置するのか、一旦撤去して復活しやすい形で柵に置き換えるのか分かりませんが、ホーム面の警告ブロックは撤去する形になりましょうし、そのままという可能性が高いのかなぁとは思いました。
視覚的にホーム柵があるのは乗車位置誤認を招くかなぁとは感じるものの、注意明示がしっかりなされているので、そのままでも大丈夫かなとは感じましたが、果たしてどうなるでしょうか??
コンコース階改札口の全景です。
手前の2列が移設された自動改札でして、エスカレーターからの流動を踏まえて有人窓口側の2列を移設した形になっています。
写真-1の配置状況で分かる通り、現行のエスカレーターからホームまでの移動をする際、自動改札の配置は必ずしも適切ではないため、利用しやすい位置に変更したという事になるのでしょうか。
ホーム階とコンコース階のエスカレーターの上下運用を変更した事で乗車流動がつくば方にシフトしたため、地上階からのエスカレーターの位置をつくば方にすることで、スムーズに地上からホーム階に移動できるようにしたという事ですね。
降車流動も同様の考え方で秋葉原方に設定しています。
自動改札を2列移設したため、元々あった部分は柵を新設しています。
有人窓口側にこのようなデッドスペースができるのは珍しい形ですが、これがベストという事なのでしょう。
こんど機会があったら朝ラッシュ時の流動を確認したいと思います!!