京王線新宿駅の稼働式ホーム柵設置工事について
先日京王線を利用した際、新宿駅で可動式ホーム柵(いわゆる総称としてのホームドア)の設置工事が行われていますが、そのうち支柱設置工事に係る案内が掲示されていました。
電車に乗りたかったので撮影だけ済ませましたが、興味深い内容なので改めてコメントします。
工事の周知が掲示されているのは、工事の段取り上ホーム構造、特にホーム面に対して手を入れるため認識してもらう意味合いがあるものと思います。
タイルを剥がしてモルタル充填といった感じなので、現状通りと言えば現状通りですが、そこはホーム端部なので安全に配慮したということでしょう。
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稼働式ホーム柵の設置範囲は1、2、3番線の乗車ホームのみで、2、3番線の降車ホームについては現在設置されている転落防止柵のみです。
ホーム柵の設置される赤いラインの線形で現在の京王線新宿の狭隘さを示しているような感じもしますが、ホーム柵設置により安全度は一気に向上するでしょうし、完成を期待したいところです。
新宿駅のこうした状況に対して3番線の折り返し列車の間合を長くするため準特急を準特急で折り返さない運用に変更して久しいですが、このホーム柵設置が運用見直しのトリガーになるのかどうかはちょっと気になります。
抜本ダイヤ改定の年度内と、この工事の完成の2013年3月末がリンクしていたりするのでしょうか??
そうだとすると、ちょっと面白いことになりそうな気もしますね!!