2012年11月 9日

京成線2012年10月21日改正ダイヤを分析する!! (2)

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 遅くなってしまいましたが、京急線蒲田駅付近完全高架化に伴うダイヤ改正と合わせて実施された京成線(北総線)のダイヤ改正内容について分析したいと思います。

 今回は日中時ダイヤに主眼を充てることとし、その2として押上線・成田スカイアクセスの上りについてコメントします。

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図-1:新ダイヤ

 全体的な変更点は先日の下りと同様です。

 押上基準で約7分全体的にスジがずれており、スジ不変のスカイライナーとの関係が変わったことから、成田スカイアクセス内の待避パターンが変わっています。

 従来ダイヤでは、アクセス特急は成田湯川でスカイライナーを待避していましたが、新ダイヤではスカイライナー直後に出発して京成高砂まで逃げ切る形となり、所用時間が大幅に短縮しています。

 また、矢切で普通を追い越していたのをやめ、新鎌ヶ谷で緩急接続を取るようになった点は下りと同様です。

 単線区間における行き違い時間調整は列車により存在しているようですが、多くの列車は無くなっており、さの点は大きな改善と言えましょう。

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図-2:従来ダイヤ

 下りダイヤのひっくり返しにはなっておらず、調整されたうえでのパターンという事は伺えますが、やはり下りと同様に時間調整要素は旧ダイヤよりも少なくなっています。

 京成高砂・青砥でアクセス特急が京成本線特急と直接接続しないものの、片接続は図られており、全体的には良い感じかと思います。

 押上線の普通の間隔が一部10分以上開く部分が気になるものの、仕方ないところかなぁといった所でしょうか。

 以上です!!