2012年11月10日

京成線2012年10月21日改正ダイヤを分析する!! (3)

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 遅くなってしまいましたが、京急線蒲田駅付近完全高架化に伴うダイヤ改正と合わせて実施された京成線(北総線)のダイヤ改正内容について分析したいと思います。

 今回は日中時ダイヤに主眼を充てることとし、その3として本線の下りについてコメントします。

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図-1:新ダイヤ

 本線系統はシティライナーが大幅に削減され、一般列車のダイヤパターンが従来よりも統一されました。

 押上線系統のスジが12分ずれたことに合わせて、本線系統もスジをずらしています。

 京成上野~高砂間において特急はスカイライナーの後に走っていたのを、逆に前に設定するようにして、普通の運転間隔を維持しています。

 千葉線との関係性は変わっておらず、新京成線も含めて全体的にシフトさせた感じですね。

 空港付近の区間は成田スカイアクセスとの関係もあり、特急の一部列車は成田で時間調整が生じているものの、大半の列車は時間調整が削減され全線の所要時間が短縮されています。

 アクセス特急の所要時間短縮と合わせて同様の改善がなされているようですね!!

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図-2:従来ダイヤ

 特急と快速の関係性が変わらないため、快速が高砂付近で時間調整が残っている部分は気になる所ですが、従来ダイヤでは高砂で時間調整が出来ず小岩で実施しているのに対して、新ダイヤでは高砂で時間調整をしているため、特急との混雑バランスを考えると新ダイヤのほうが多少良くなるかなぁという印象。

 本線と押上線の接続も新ダイヤのほうが良くなっているようで、成田スカイアクセスのほうでも感じましたが、新ダイヤのほうが綺麗なパターンにまとまっているようです。

 以上です!!