2012年11月14日京王線調布駅付近の地上区間を歩く (1)
京王線の調布駅付近地下化から約3ヶ月が経ち、旧地上施設にも動きが出てきたところであると思います。
そこで、京王多摩川駅から西調布を経由して国領駅まで歩き、地上施設の状況をチェックしましたので、順次報告したいと思います。
その(1)として京王多摩川から調布にかけてです!!
京王多摩川から調布に向かって歩くと、付帯のアンダーパス道路が設けられた付近に到着します。
踏切が無くなり、地下から高架へと至るアプローチとなりますが、そのあたりの条件が他切換口とは異なり、工事上の難しさがあるような印象です。
セクション付近という事もあり、電架柱が新設構造のものに置き換わり、電気施設の本設化が進められているのが確認できます(今後どうなるのかは分かりませんが・・・)。
切換口に設置された門型架台の上部に仮地上線の工事桁が固定されているのが確認できます。
将来的に撤去が必要な施設ではありますが、まずは使用している本設施設の整備が優先という事で、切換口の軌道の本設化および付帯の構造物構築が進められているようです。
その後、撤去の段取りをして夜な夜な解体していくことになるのでしょうか。
地下トンネル躯体が地面に近い範囲は直上に仮設工事桁が設置されている状況であったことから、工事桁が撤去されたことにより、上部が確認できる状況になっています。
仮設物の撤去工事が本格化すると、このあたりが作業ヤードになるのでしょうか。
地下区間がシールド区間になるあたりからは地上部と地下施設が切り離され、地上区間はこの通り架線のみ撤去されたまんまの状況となります。
軌道も錆びており、なんだか寂しい感じです。
駅付近の工事を優先することから、駅間部分の撤去は後回しといった感じでしょうか。
調布付近の曲線区間も同様に残置状態となっていました。
京王多摩川~調布間はこんな感じです。
その(2)に続く!!