2012年12月16日西武線所沢駅施設調査(1) 改札内編
2012年12月16日に西武池袋・新宿線所沢駅の改良工事状況の調査をしました。
11月に改札を一か所に集約する施設切換が実施され、池袋・本川越方のホームへの昇降設備も使用開始がされています。
それら施設状況を確認したいと思います。
その(1)として、改札内コンコース他施設状況です!!
改札機能を新駅舎部の1箇所に集約したことに伴い、暫定使用開始時には6列であった自動改札列は5列増強され、合計11列になりました。
真ん中部分にIC専用列も設けられており、幅広通路は両端付近に計2箇所設けられています。
両方向通行可能な形で整備されているので、フレキシブルな運用が可能ですね!!
新駅舎暫定使用開始時には、写真の奥側になる池袋・本川越方の昇降設備が設置されていませんでした。
それは従来の乗換こ線橋があったためですが、新駅舎使用後に撤去が進められ、新駅舎の昇降設備としてエスカレーター・階段が新設されています。
仮フェンスが撤去され、開放的な状況になった印象です!!
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さて、各ホームへの昇降設備状況を見ていきましょう。
新設の本川越方の階段、エスカレーターの状況です。
階段を真ん中に挟み、エスカレーターが左右に配置されている形です。
上部案内板は下りエスカレーターとなる部分にLCD案内板が設置されています。
反対側、西武新宿方の階段・エスカレーターは、暫定使用開始時と同様の状況になっており、エスカレーター1基が未構築の状況です。
当該部分は旧施設の撤去に絡む部分ではありましたが、その関係でまだ完成できていないようですね。
おそらくエスカレーターが2基使用開始されれば、左側のエスカレーターが下り用になる(LCD案内板の配置から)ものと思いますが、現時点では上り運用になっています。
写真-5:2・3番線ホームへの階段・エスカ(池袋・本川越方)
続いて、2・3番線ホームへの新設階段・エスカレーターの状況です。
施設レイアウトは1番線と同様で、LCD案内板は2方面対応で2枚設置されています。
行先案内板のうち、池袋方面に関して一部目隠しがされているのは、既に東急線方面直通時対応がなされているからです。
写真-6:2・3番線ホームへの階段・エスカ(西武新宿・飯能方)
反対側ですが、1番線と同様にエスカレーターが1基の暫定状態になっています。
線路に挟まれたホームなので、支障物は無いと思うのですが、新駅舎暫定使用開始時点ではホーム中央部の昇降ルートがこの階段に限られることから、ホーム幅確保を優先したのかもしれません。
切換時のホームをチェックしていなかったので、今となっては推測ですが・・・
上記、エスカレーター未設置部分のホーム階の状況ですが、このような形で仮囲いが設置されており、エスカレーターの工事を進めている状況です。
昇降ルートが2手に分かれる事で、この仮囲い設置状況を良しとした雰囲気ですが、どうなのでしょうか?
池袋線飯能方面ホームとなる4・5番線への階段とエスカレーターの状況です。
LCD案内板については2・3番線と同様に2枚設置されています。
方面としては単一ですが、番線に対して1枚設置するスタンスのようですね。
なお、4・5番線については、反対側のエスカレーターも2基稼働しています。
改札内コンコースの東口側にエミオ所沢という商業施設ゾーンがオープンしています。
面白い所として、上部に「とこてらす」という休憩スペースがあり、テーブルとイスが配置され、そこからコンコース全体を眺めることが出来る事です(トップ写真もとこてらすから撮影)。
ちょっとした息抜きに良い感じの場所でした!!
今回の施設切換により、新駅舎の構内はこのようになりました。
前述の通り、1番線、2・3番線ホームのエスカレーターが1基稼働していない状況ですが、完成すればこの図の通りになります。
その(2)に続きます!!