2013年1月6日京成押上線工事調査(1)
2013年1月6日に京成押上線京成曳舟駅付近の高架化工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します。
その(1)として、押上方の状況です!!
押上駅から曳舟駅に向かって線路脇を徒歩移動しながら工事区間の状況確認をしてみました♪
まず切換口付近ですが、元々の線形が東武亀戸線をオーバーラップするため盛土構造になっており、今回の高架化はその延長に高架橋を設けてそのままアプローチにする形です。
おそらく土木構造物を改良する必要が無い範囲は周辺施設近接具合から見て、既設施設を活かした形になってくるものと思うのですが、そのあたりどうでしょうか?
写真-1が該当範囲になりますが、線路面高さから上に架設フェンスが並べられているのが確認できますね。
その下部分は特に手を入れる状況にはなっていないので、最終的には高欄が設置されるなどの改修が行われる形になるのかなと判断します。
東武亀戸線を超えたあたりの状況です。
東武亀戸線交差部から曳舟方は施設改修区間のため、特に道路交差部を長いスパンの桁で飛ばしている写真-2のあたりは大きく姿を変えていますね。
ただし、新設構造物の基礎部構築にあたり既設の擁壁が支障していないためか、既設構造物も残ったままです。
あくまで撤去工事として後に処理をするのか、不用に手は入れないためそのままかは見た感じ判断しがたい感じです。
写真-2の位置から反対側曳舟方を見たアングルです。
ここから先はラーメン高架橋もしくは道路交差部の桁で構成されており、一般的な高架化工事区間になろうかと思います。
既に高架橋は大方完成しており、高欄、電架柱、軌道、電気施設等も少しずつ進められているようですね。
反対側から高架橋区間を見てみました。
上り線単線のみを先行構築していることから、既存線側には仮の高欄というか柵を構築しているのが分かります。
単線分の幅の高架橋なので、柱が1本という事もありスレンダーな印象ですね!!
仮線との離れがほぼ一定に見えますので、当然ではありますが元々の上り線の位置をなぞっているという事なのでしょう。
高架化後の駅は現在の位置よりも押上方に移設されます。
その変更位置に対する押上方端部付近の状況が写真-6です。
基本的に単線高架橋が構築されていますが、一部本当に短い範囲だけ複線高架橋が構築されています。
その先が駅の範囲に入ることがこのアングルから確認できますね!!
駅部分はホームがある分構築幅が広がりますね。
既に土木工事は完了しているようで、足場は建築外装仕上げのためのものでしょうか。
現在の仮駅の押上方出口部分の交差道路から高架橋ホーム側を見たアングルです。
駅部分は線路・ホーム階の下にもう1層中層階が構築されているのが分かります。
現行の交差道路の上に完全に盤が張られていますので、仮段階でも移動ルートは地上部を含めずに構築できそうです。
仮線側も足場で覆われています。
上家の柱が一定スパンでちょろっと出ていますが、下に色違いの柱で仮受けしているのが確認できます。
目視確認が出来ないのが残念ですが、建築工事についても主たる部材の構築は完了しているようです。
その(2)に続きます!!