京急時刻表平成元年版を見てみる!!
先日ゲットした京急時刻表平成元年版について、簡単にコメントしたいと思います。
現行と大きく異なる朝ラッシュ時ダイヤについては、興味深かったのでダイヤグラムを作成しちゃいました(笑)。
先日報告させてい頂いた平成3年版と似たレイアウトですが、若干表記が異なっています。
京急富岡駅と都営浅草線の日本橋の部分にシールが貼ってありますが、当時の急行の京急富岡終日停車化は昭和62年、都営浅草線日本橋駅の江戸橋からの改称は平成元年3月19日の事ですので、近年の変化事項の修正といったところでしょうか。
この時代の路線図には通勤快特の表記がまったくありません。
朝ラッシュ時のみの設定なので省略といったところでしょうか。
日中時は先日の平成3年ダイヤとさして変わらないため、今回は朝ラッシュ時に注目。
通勤快特、特急、急行、普通4本の10分サイクルに、ピーク時は2サイクルに1本金沢文庫~横浜間の特急が挿入されるパターンです。
急行を普通化するまでは基本このパターンの調整といった感じで、長らく採用されてきたダイヤと言えましょう。
上大岡~横浜間の優等3連続の束がなかなか良い感じの続行になっていますね(笑)。
普通の待避時間から見て、相当南太田の段階では詰めているだろう事が伺えます。
全体的に見て現行のダイヤと比べるとスジの揺らぎも少なく、基本的に10分サイクルベースになっていて好印象です。
とは言えダイヤは生き物。
時代にあった変化と捉えれば、この時代のダイヤもよし、現行のダイヤもよしとしたいです♪♪
今回、時刻表をゲットして、当時の雰囲気を味わえたのはダイヤ研究趣味人として至福のひとときでした。