2013年3月 1日

2013年2月23日京王線新ダイヤ待避時間調査

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 2013年2月23日に京王線新ダイヤにおけるつつじヶ丘、八幡山、桜上水での待避時間を調査しましたので、報告します。

 橋本特急新設に伴い、特急系続行運転が開始されましたが、その続行間隔と各駅停車の待避時間がどのような状況を確認したかったので、上記3駅で1サイクルずつ観察・計測した次第です。

 以下、コメントです!!

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 <つつじヶ丘:下り>

 各停15:40:03着
 快速15:41:32着/42:05発(停車時間33秒)
 特急15:43:17通過
 準特15:44:08通過
 各停15:45:03発

 ◆各停待避時間 5分00秒  ◆特急系の続行時間 51秒

 各停15:50:55着
 区急15:52:06着/52:28発(停車時間22秒)
 特急15:53:42通過
 各停15:54:31発

 ◆各停待避時間 3分36秒

 特急系の続行は51秒となっており、まさに続行といった状況です。

 20分間の2つの待避パターンにあける各駅停車の待避時間1分20秒の差は、特急が続行2本体制であることによる分が50秒、停車優等が快速で仙川停車の関係で到着で詰めれない事による分が30秒といったところです。

 3本待避というと長時間待ち合わせする印象が出てしまいますが、実際には5分なので、まぁ何とか許容範囲といった感じでしょうか。

 驚いたのが、区間急行と快速の停車時間が30秒程度であることです。

 ATCの関係でのんびりと到着するパターンである事は変わらないようですが、さっさと出発するあたりはダイヤ設定の変化があったのかなぁと思います。

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 <つつじヶ丘:上り>

 各停15:42:28着
 特急15:43:04通過
 特急15:45:11通過
 快速15:47:13着/47:39発(停車時間26秒)
 各停15:48:46発

 ◆各停待避時間 6分18秒  ◆特急系の続行時間 2分7秒

 各停15:54:02着
 準特15:54:34通過
 区急15:55:50着/56:34発(停車時間44秒)
 各停15:57:38発

 ◆各停待避時間 3分32秒

 特急系の続行は2分7秒となっており、下りと比べるとやや間隔は広がっています。

 つつじヶ丘が調布から近いこともあり、調布の発車時間差3分(時刻表上の数字)を縮められないのでしょう。

 各停到着から32~38秒で特急・準特急が通過しているあたり、調布からつつじヶ丘までのスジが寝ている状況が伺えます。

 この設定をしても、上りに関してはややスジがタイトな印象を受けるかな。

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 <八幡山:上り>

 各停16:04:52着
 特急16:05:57通過
 特急16:07:01通過
 各停16:09:08発

 ◆各停待避時間 4分16秒 ◆特急系の続行時間 1分04秒

 つつじヶ丘の段階では2本の続行が詰め切れていませんが、八幡山の段階では64秒まで短縮されていました。

 上りは桜上水ではなく八幡山待避のため、つつじヶ丘~八幡山間の距離、スジから各停待避後すぐに特急系通過という形にはならないようです。

 とは言え1分少々ですので、通常ダイヤとしてはこの程度で良いのでしょうね。

 特急2本通過後の各停発車時刻は時刻表通りなので、これは設定上の発車で、どちらかというと特急がさっさと通過しているといった感じでしょうか。

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 <桜上水下り>

 各停16:15:35着
 特急16:17:43通過
 準特16:19:32通過
 各停16:20:23発

 ◆各停待避時間 4分48秒 ◆特急系の続行時間 1分49秒

 上りのつつじヶ丘と同様に明大前からの距離が無いため、特急の間隔は詰め切れません。にも関わらず2分以内になっているのは、なかなかすごいところかなぁと。

 時刻表上は2分続行になっていますが、相模原線系統の特急は秒設定で見ると多少後続の準特急に寄る形なのかなぁと思います。

 各停の待避時間が5分弱ですが、明大前から近すぎるが故にという部分はありましょう。

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 以上、特急系続行を各停が待避する3駅の状況についてでした!!

 あくまで1サイクル見ただけなので、また機会があったら確認したいと思いますが、全体的な印象として特急は2分続行ではなく、停車駅から離れた区間においてはもう少し詰めた設定になっている、もしくは意図的にそういう走りをしているような感じでした。

 よって発車駅・停車駅付近では続行2本のいずれかor両方に多少の徐行を許容している形になっていると思われ、それが21本ダイヤ構成のキモになっていると考えます。

 そういう意味では、以前の21本運転ダイヤとは考え方がまったく異なり、興味深いところです!!