2013年4月17日

東横線・副都心線の渋谷駅夕ラッシュ時利用状況調査

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 今日は東横線・副都心線渋谷駅の夕ラッシュ時の利用状況を1時間(到着状況、発車状況を各30分)確認したので、報告したいと思います。

 いずれも思いの外利用が均等で驚いたというのが率直な感想ではありました。

 以下、コメントです。

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 <到着時状況>

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図-1:下り横浜方面列車到着時利用状況データ

 以下、種別は東急線内基準で書きますね!!

 到着時状況ですがねグラフを見ると通勤特急と急行がほぼ同等で、各駅停車がやや利用率が下がっている状況です。

 とは言え、各駅停車は利用の少ない新宿三丁目始発を含めての平均なので、この列車を除くとおおむね座席が埋まって立ち客が少々程度と良好なバランスになっていると言えましょう。

 急行は東新宿で通勤特急を待避するパターンですが、それでもなお同等の利用になっているあたりは緩急比率のバランスも良いのかなという感じはしますね。

 新宿三丁目、明治神宮前あたりの集客もありそうですし、パターン的には良いのでしょう。

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 <発車時状況>

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図-2:下り横浜方面列車到着時利用状況データ

 続いて渋谷発段階の状況ですが、グラフを見ると、急行の先頭付近の利用率が高いのが顕著に目立つ以外は概ね種別、編成位置によらず立客少々(渋谷着に幾分プラスする感じ)といった感じですね。

 渋谷の駅構造が変わり、ホームの構造もあるのでしょうが概ね並びが均一になったことが、編成全体の混雑バランスを良くした点は地下化の恩恵(?)という感じはします。

 ただ、比較的前方の集客が良いのか、8両編成の急行は先頭側にやや混んでしまうようです。

 急行が10両であれば通勤特急と同等程度になるのかなとは思いますので、夕ラッシュ時のピークは10両の比率が高くなったら良いなぁとは思いますね。

 あと、渋谷始発列車の利用率が以遠発列車と同等になるのは少々驚きました。

 幾分パターンが崩れているので、列車によっては少なからず多い少ないの差が出るのかと思ったら、輸送力が立ち客少々程度で収まるだけあることもあって、なんとも素敵な分散具合です。

 これだけバランスが良いのも、始発列車を含めて同一ホームから出発するというのはありそうです。

 旧渋谷のように時刻表を見てホームを目指して・・・というより下りホームに言ってから判断という流れになったのではないかと。

 以前であれば始発駅ですので、着席という観点も含めて選択していたところはあったかと思うのですが、大半が直通になってしまったので、下りホームに行って先発列車に乗るといった感じでしょうか。

 並びを見ているとやはり通勤特急狙いがやや多い感じでしたが、副都心線優等運転もあってか幾分下車も多く、その結果出発時の利用も他列車とさほど違わないといったところでしょう。

 簡単ですが、以上です!!